北陸道片山津インターで降り山代温泉を目指す。
山代温泉の総湯は入った事があるが、宿泊するのは初めて。
白銀屋の創業は1624年。
宿として390年近い歴史を持つが、今は星野リゾートが経営している。
木造2階建ての本館(上の写真右側)や茶室は、180年程前に建てられ
国の有形文化財に指定されている。
べんがらで塗られた壁の中はどんなんだろう・・・と、ず~っと憧れていた。
正面、フロント。
右手、土産物を売る売店。
ロビーにはお雛様が飾られている。
チェックインすると、このラウンジでお抹茶の接待があった。
ラウンジから中庭を眺める。
毛氈が敷かれた右手に有形文化財の茶室があり、この茶室でお抹茶を頂く・・・と、
宿のサイトにあるが、この日はラウンジでの接待でちょっと残念。
お雛様をイメージしたお饅頭。
お抹茶を頂いた後、館内の説明を受け部屋へ案内される。
白銀屋の中では一番リーズナブルな「廬山人クラシック茶庭2階」の「紅梅」。
部屋は14畳間と広い。
広縁もゆったり広い。
この下に庭園が広がっているのだが、この部屋からは見えない。
トイレの手洗いにも歴史を感じる。
広縁の奥に洗面所。
古い建物だからか?隣室の声・音がよく聞こえる。
隣室で使うドライヤーの音が丸聞こえ。
もちろん話し声も。
ウォシュレット、冷蔵庫、電気ポットと私に必要なものは全て揃った快適な
部屋だったが、「ちょっと~・・・。」などと大きな声で喋れなかったのは苦痛だった。
煎茶・ほうじ茶と用意されている。
浴衣と作務衣、どちらでも・・・と、いう事だが、若い人は作務衣、中年以上は浴衣を
着ていたように見受けられた。
タオルやバスタオルは大浴場に用意されているので、風呂へ行くのは手ぶらで。
初め、何か分からなかった。
杯のような入れ物にラムネのようなモノを入れ、「本日汲みたて源泉」を注ぐと
フェイスマスクの出来上がり!