大阪発23:27の「きたぐに」。
列車内には自動販売機も車内販売もないので、お茶や軽食を買って乗らなければ
いけないが、23:00頃まで開いているのはコンビニぐらいしかない。
ちょっと遅いのが私には難点だが、夕食も入浴も済ませて22:00頃に自宅を出る。
大阪駅11番ホームに23:00過ぎに入線。
ホームはカメラ片手の乗客や、乗らない撮り鉄とおぼしき人達で大賑わい。
向かいのホームにも三脚構えた人達が・・・。
最終日の16日はどんな様子だろう?
見てみたいが、時間が遅過ぎる。
「日本海」なら夕方だから、エンディングセレモニーを見れるか。
ここ2~3年で「きたぐに」に乗るのは、今日で4回目。
一度だけ自由席で直江津まで行った事があるが、この歳、さすがに辛かった。
このヘッドマークに惹かれて、佐渡へ行く時も乗ったんだ。
寝台幅は結構広いが座ると私でも頭がつかえてしまうので、大きな男性なら困るだろう。
しかし、車両内の乗客はほとんど男性。
女性の姿はちらほら。
中段・上段に少し空きがある程度の混み具合。
いつもこんな状態だったなら廃止には追い込まれなかっただろうに・・・。
座席2つ分を寝台に利用したもの。
通路を挟んで左右に3段の寝台が並ぶB寝台車。
私はいつも偶数の下段を予約する。
偶数は日本海側。
夜が明けると座席2つ分の広い窓から日本海が見渡せる。
中段・上段になると小さな窓しかない。
発車するまで車内を撮影する人が車両を行きかう。
日付が変わり大津駅を過ぎた辺りで最後の車内放送となり、車内の照明も少し落ちる。
静かだ。
グループ客がいればもう少し話し声もするだろうが、「きたぐに」に別れを告げる人達、
寝台で今撮った写真でも眺めているのだろうか?
しかし、「まもなく〇〇です」という車内放送もないので、途中で降りる人は
寝てられないだろう。
私は終着駅までなので、睡眠導入剤を飲んで深い眠りにつく。