この日は山形市内の洋館をゆっくりと見て回り、米坂線で新潟へ出て「きたぐに」で大阪へ帰る予定だった。
しかし、米坂線が途中区間で運転休止、代替バスが運行されているという。
急遽、行程変更することにして、緑の窓口で乗車券を作りなおしてもらう。
ベテランではない窓口嬢、先輩に教えてもらいながらの変更で、約30分程時間がかかり、それでなくても少ない時間が余計に少なくなった。
山形から郡山へ出て磐越西線経由で新潟入りに変更した。
結果、山形で過ごせる時間がぐんと少なくなってしまった。
駅前から100円循環バスに乗り、国の重要文化財に指定されている「文翔館」へ。
今は山形県郷土館「文翔館」となっている。
大正5年に造られ、昭和50年まで県庁舎として使われた後
10年の歳月をかけて修復・復元され平成7年に「文翔館」として公開。
明治初期に来日しているイザベラバードが「大通りの正面に堂々と県庁がある・・・。」
と、書いているのはこの建物ではなく初代の県庁だろう。
横に並び建つ「旧山形県会議事堂」。
内部は写真撮影ok。
まず、目に飛び込んできた「中央階段室」の豪華さに驚き、この先、どんなモノが見れるだろうか・・・と、わくわく。
階段室のステンドグラス。
重要な会議に使われた「正庁」。
さぞかし、会議は踊ったことだろう。
建物の表面とは違い、レンガ造りである事がはっきり分かる裏面。
まだまだ紹介したい部屋がいっぱいあった「文翔館」ですが、今日はここまで。
明日、新穂高温泉に泊まってきます。