泊まった部屋は、仙寿亭にある飯綱。
ご招待では、この仙寿亭の一番コンパクトな部屋があてがわれる。
8畳間の和室にリビングとバルコニー。
リビングから部屋の入り口方向を見ると・・・。
リビングには自分で温度を調節できる床暖房が設置されている。
雪の季節にこれは有難い。
ソファーも豪華なもので、風呂上がりなど長椅子で寝そべる事が多かった。
バルコニーは喫煙場でもある。
部屋の入り口すぐにミニキッチンがあり、ドリップコーヒー、紅茶、緑茶にほうじ茶・・・全て揃っている。
緑茶、最初の一煎は私好みの渋さでおいしいお茶だと思ったが、二煎めになると粉っぽくなり、飲む気が失せた。
これが深蒸し茶なんだろうか?
ミニキッチンの下に冷蔵庫が2つ。
一方は柿茶とお茶受けの漬物、もう一方は有料飲料。
夕食中に布団を敷きに来られた時、ゴミは捨てられ、使った湯呑やカップは新しいものと取り替えられる。
以前、この時に冷蔵庫内の柿茶が減っていたら満杯にしてもらったような記憶があるが、今回は減ったままだった。
まぁ、こちらは自由に使える冷蔵庫なんだから、開けるのは控えておられるのかな?
冷蔵庫内のお漬物は、キュウリの粕漬だった。
お菓子は黄粉で作ったスハマのようなもので、これは売店で土産物として売っている。
中にレーズンなど3種類のものが入っていて、なかなかおいしい。
土産物は1000円程で売られ、上品、ここ以外では買えないものだからお土産としてはいいでしょう。
洗面所には化粧落としもあり、化粧水類はヘチマから作ったもので、館内全てこれが置いてある。
浴衣は3サイズ用意されている。
そして、巾着袋は手提げの袋に変わっていた。
館内の全ての風呂場にタオル類は完備されているので、防水の袋など必要はないんだ。
食事処へ行く時に、この袋は重宝した。
以前の袋も渋い色合いの上品な布製だったが、泊まる度に持ち帰ったからいくつかたまっている。
同じ袋だったらもう要らないが、この新しい袋は頂いて帰った。