富士ヒルクライムが終わったこの日がジロ・デ・イタリアの最終日であった。
いよいよ今年のグランツールが各地で始まり、ツールファンには、堪らない。初戦は、イタリアでの「ジロ・デ・イタリア」だ。イタリア南端のPALERMOをスタートして、MILANOまで21日間で縦走するもので、優勝のペナントであるピンクジャージーの「マリアローザ」を競っての毎日に目を離せない。
今年は、例年に無く激しい争いが展開されたので、非常に面白く 毎日その結果に興奮している。そんな中で、一気にマリアローザ候補に名乗り上げたのが、マイカーTREKの人気車種『TREK Madone』に乗るアスタナチームのアルベルト・コンタドールであり、昨年のツー・ド・フランスからファンとして応援している。 以前から デイスカバリーのランスアームストロングのファンとして、応援してきたが、ランスに変わって 今 アスタナのコンタドールに傾注している。
アスタナチームは、急遽出場を決めたもので、コンタドールはいきなりマリアローザ候補に浮かび上がってきたようだ。
大会スタートの5月10日からは、毎日J-comのJ-SKY Sportsの実況放送を見てきたが、深夜にまたがる時間帯のため、寝不足になり体調管理がきびしい期間である。
録画を取りながら、交替で見てきたが いよいよ今朝未明がゴールとなる。昨日まで20日間の結果は、1位 コンタと2位 リカルド・リッコの差がなんと4秒である。これほど僅差のレースは、史上まれにみる接戦だそうである。
最終日は、個人別のタイムトライアル(T.T)で、我がチームのエース コンタは、T.Tが得意であり、ほぼマイアローザ確実と言われているが、28Kmの走行で何が起きるか判らないのが、ツールである。
最後にスタートしたコンタがゴールするまで、ドキドキの連続であった。
途中経過では、まずまずのタイムで走っていて、総合優勝は、リッコとの差が広がっていた。
結果は、予想通り 我がアスタナのコンタが2位リッコに1’57”差で、マリアローザを獲得した。
コンタは、昨年のツール・ド・フランスに続き、ジロの王者となった。
2週間後には、ツール・ド・スイスが始まり、来月には ツール・ド・フランスに続き、ツールファンには、眠れない日が続きそうだ。