GWの最後の週末でしたが、朝から雨模様となっていたので、近場の大庭城址公園から引地川親水公園をぶらりジョギングで回ってみました。
先月の桜満開の時期と比べて別の公園かと思うほど緑濃くなり、平戸ツツジが見ごろとなっていて、公園への入り口には赤・白・ピンクの色鮮やかなベルトが出来ていた。
桜トンネルだった園内への坂道を駆け上がり、クロカンコースでは先日まで咲いていた里山サクラが散ってピンクの絨毯となっており踏み分けながら進むが、すっかり若葉濃くなり風薫る季節を実感していた。
先日までは開花が遅れていたメインの藤棚もようやく花房が垂れ下がるようになり、見ごろとなっていたが、この日の訪れている人は2、3人で寂しい風景でした。
また、公園のシンボルでもあるメタセコイアも若葉をつけて円錐形の美しい姿になっており、桜と共に最も人気のあるスポットとなっているようである。
静けさを割くようにウグイスや色々な小鳥のさえずりが絶え間なく聞こえて、応援してくれるような雰囲気になり、気分よく30分程、クロカンを楽しんでから引地川親水公園へと移動する途中では、「オオデマリ」が沢山白い花をつけて迎えてくれ思わず足を止めるほど美しい貴婦人の姿でした。
親水公園につき真っ先に藤棚へと向かうと、先日訪れた時には開花したばかりでしたが、ようやく5部咲き位まで咲いており、100Mを超す藤棚も見れるようになっていたが、何故か今年のフジは、咲き具合が良くなかったようだ。
引地川遊歩道を走り始めると雨脚も強くなってきたが、結構傘をさしての散歩人も多く見かけられ、ジョガーなどと言葉を交わしながら雨に打たれてのスロージョグを楽しんでいると、ワンちゃんも元気よくジョグっていた。
凄く人懐っこいワンちゃんで、聞けばアラスカ犬の一種で8歳だそうで、しばし戯れていると、別れ際に、またね~と声を掛けていたら、「ウオッ~」と大きく声を出して挨拶してくれたのには、ビックリでした。
遊歩道沿いや花壇には、春の花々が美しさを競い合うように咲き乱れていて、この日もジャーマンアイリスなどに目を奪われていた。