MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶらりジョギング~茅ヶ崎里山

2011年05月12日 | ジョギング

GWを過ぎて初夏を思わせる暖かい日が続いていたが、昨日から一転して4月に戻ったような肌寒さを覚える朝となり、何故かこの時期に台風が接近しているという不思議な天候でした。

幸いにも熱帯低気圧に変わり、そのせいか朝から雨模様となっていたが、季節の自然を感じる「湘南の里山」と呼ばれている「茅ヶ崎里山公園」へと走り、春の里山風景を楽しみながらのクロスカントリーを堪能してきました。

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藤沢北部から茅ヶ崎北部にまたがるエリアは、多くの谷戸が残っており田園風景や雑木林に囲まれた典型的な里山風景が拡がっており、緑豊かな自然公園として最もお気に入りのスポットである。

この日は、公園入り口から平成の森をへて自然保全地区とされている柳谷(やなぎやと)へと入ったが、この谷戸には縄文時代の遺跡が多く発見されているそうで、里山のルーツとも言われる由縁があるようです。

柳谷の池から谷の家(やとの家)へ向かう柳谷の道の端には、小麦やさつまいもの試験畑やせせらぎの流れがあり、谷戸の風景が拡がっている。

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谷の家の前には、美しい竹林があり、ここでもタケノコの生育を調査しているそうで、背の丈ほどのタケノコがマーキングされていました。管理人の方に伺うと、この柳谷の自然を守るために約1000人のボランテイアの方々が登録されており、ビオトープなどの管理に当たっているそうだ。

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谷の家の前には、カワセミの観察スポットと言われる芹沢の池があり、カメラおじさんも見えていたが、カワセミの姿は発見できずでした。

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さらにその近くには、箱根火山の大噴火による軽石層が見られたり、その軽石が地震による液状化して吹き上げられた後が見られる地層が発見されています。

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貴重な谷戸の中央地帯の湿地では、春を待ちわびていた蛙の合唱が続いており、西尾根の雑木林を走ると、ここでもウグイスやヒバリなど姿はハッキリ確認できないが、競演するかのように、さえずっていました。

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西尾根からきつね坂を経て、湘南のパワースポットである「腰掛神社」へ向い、訪れる人も少ない鬱蒼とした神社の境内に一歩足を踏み入れると、別世界のようなオーラを感じるから不思議である。

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この神社は、日本武尊が東征の際に、この地で石に腰掛けて、大山を眺めて休憩したという伝説に由来しているそうで、その腰掛石を御神体としていて、この日もそっと触れさせてもらったが、手が震えるような錯覚を覚えていた。

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参拝後に境内をそろりとパワーを貰いながら散策していると、狛犬もその風格ある姿は、何か威厳とパワーを感じるものがありました。

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再び東尾根から一寸峠を経て子どもの村の芝生広場に戻り、アップダウンの周回道路をジョグていると、緑濃くなった小路をくぐるのは実に爽快な気分でした。

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お昼近くになって雨脚も強くなってきたので急いで帰路に着いた。

コメント
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