穏やかな夏日となり、知人のサイクリング仲間が江ノ島から134号線を経てヤビツ峠へ往復すると聞き、集合場所のえのすい(江ノ島水族館)に出かけて、久しぶりにグループの仲間と再会した。
今日の湘南海岸は、久しぶりに富士山もぼんやりと夏の姿を見せており、風もなく絶好のサイクリング日和となっていたので、埼玉から駆けつけていた仲間も湘南を走ることの歓びを表していた。
この日の江の島も雲ひとつない五月晴れの中で、ヨットが浮かぶのどかな光景が望め、片瀬漁港の白・赤灯台への防波堤では、海釣りを楽しむ釣り人も多く糸を垂れていた。
仲間を見送って片瀬西海岸を散策してみると、驚いたことに海の家の建設が始まっており、7月1日の海開きまで1ヶ月以上あるが、ほぼ例年通りだそうだ。春本番を迎えたと思っていたところだったが、夏日の陽気を迎えて湘南には夏の季節へと準備がスタートしていた。
江ノ島を望む片瀬漁港辺りでは、ベンチで甲羅干し?をしながら気持ちよく五月晴れを楽しむ姿も多く、湘南海岸らしい光景がみられていた。
一方、ビーチでは波も殆ど無い引き潮となっており、ボランテイアの皆さんが来る夏を控えてビーチクリーニングが行われており、これらのご苦労があって美しい湘南海岸が保たれているようだ。
また、その先には西浜ライフセイバーの皆さんが、トレーニングに励んでおられたが、リーダーの掛け声で何回も何回もセイビングの訓練が行われていたが、約400万人が訪れる東洋のマイアミの賑わいの影に、これらの努力があるのでしょう。
ビーチには、波打ち際で水に戯れる家族連れや砂遊びを楽しむ光景がみられたが、訪れる人は少なかったので、水温む波打ち際を貝を拾いながら裸足で砂の感触を楽しんでぶらぶらして風薫る五月の湘南の海辺を楽しんだ。