川越まつりで初めて川越を訪れて山車巡行を追いかけながら、その豪華で細密な装飾などを堪能していたが、その後 名残り惜しく川越の街の名所を巡ってきました。
蔵造りの町並み通りから筋を入ると、蓮馨寺があり境内には所狭しと屋台が並び、一角にはお化け屋敷が出来ており、屋敷の中からは子ども達の悲鳴が聞こえていましたが、実に懐かしいお祭りの光景ですね。
拝殿には、参拝者の行列が出来ており、その前には なで仏おびんつる様が鎮座していましたが、こちらも大人気でしたね。
蔵造り街に戻り 迫力ある蔵造り街並み通りをぶらついていましたが、紅白幕が下がり余りに多い見物客で店内に入ることを諦めざるを得ませんでした。
特に、蔵の窓の構造や屋根・鬼瓦などに目が魅かれましたが、その由来を知りたい誘惑に駆られます。
再び川越のランドマークの時の鐘に回り眺めていたが、どこから見ても青い空をバックに白壁の蔵とのコントラストが 美しく離れがたい魅力を感じていた。
時の鐘の奥には薬師神社が鎮座し、こちらでも参拝者の列が出来ていましたが、病気平癒のご利益があるそうです。
時の鐘には、上部へ上る階段がありましたが、立ち入り禁止となっており、1日4回の時を刻む鐘が鳴るのは自動の鐘だそうです。この日は、残念ながらその時間帯には周辺に居なくて聞こえませんでした
逆光で見るシルエットも美しいですね~
さらに足を延ばして蔵造りの街並みを歩き菓子屋横丁を覗いてみました。
菓子屋横丁は、明治時代から続いているそうで、懐かしい駄菓子や焼き菓子などが威勢の良い呼びかけに応じて、飛ぶように売れていましたね。
こちらでも店内を覗いて見たかったのですが、大混雑で諦めざるを得ませんでしたね。
川越城の遺跡を訪ねてぶらりと歩いていると、「川越城中ノ門堀跡」が残されていました。
江戸時代は、江戸の北の守りとして重要な役割を持っていたそうで、本丸を守る重要な堀だったそうです。
その先の川越城があった跡には、富士見櫓跡が残されており、富士見稲荷が鎮座していました。
周辺は、晩秋にはイチョウやモミジなどの紅葉の名所にもなっているようで、近くの方からまたの訪問を勧められました。
川越城跡は小高い丘となっており、狭い空地と城跡を記す案内板があるのみでした。
お天気にも恵まれて、江戸時代にタイムスリップしたように江戸情緒を味わいましたが、スケッチに訪れたいですね。