故郷ふくいを訪ねて2日目は、北前船で栄えた古き良き町「三国湊まち」を散策していました。
快晴の福井駅前では、恐竜王国の福井のシンボル「フクイテイタン」くんが巨大な体格から
大声を出して出迎えてくれましたが、さらに成長したようですね・・・
駅前の恐竜広場では、フクイラプトル、フクイサウルスと共に朝のラジオ体操でした(笑)
福井駅から三国町へは、約60年ぶりに懐かしい越前鉄道(旧京福電鉄)に乗車してのんびりと越前平野の車窓を眺めながらの旅でした。
三国湊町は、北陸の大河の九頭竜川の河口に江戸時代から北前船で栄えた日本有数の湊町となっており、この日も大河に沿って歩いて湊町の歴史を感じていました。
「きたまえ通り」に入ると、三國湊座や古い商家などが並ぶ街並は、江戸時代へタイムスリップしたような錯覚を覚えます。
きたまえ通りのランドマークである旧森田銀行本店では、豪商であった森田家が明治時代に創立した銀行の建物で、福井県内では最古の鉄筋コンクリー造りでした。
外観は西洋風の古典的なデザインで壮観でした。
正面は左右対称とおなっており、屋上には冠型の豪華な装飾も立派なものですね。
内部は、豪華な漆喰模様のレトロな雰囲気となっており、細部のデザインに拘りを感じますね。
1階の受付カウンターはケヤキの一枚板となっており壁から中央のカーブまでの長さは7mです。
その模様も左右対称の美しい模様となっていました。
カウンターの左手にある独立円柱には、マーブル仕上げの美しい模様が描かれたエンタシス構造です。
2階に上がると、当時の役員室などが保存されており、その回廊や天井の漆喰の模様が大変豪華絢爛でした。
重役室入口のケヤキの一刀彫の装飾です。
見どころ一杯の旧森田銀行本店を後にして、きたまえ通りを歩き日和山に建つ曹洞宗の金鳳寺の石造り門には、石像の羅漢像が鎮座しており実に聖なるスポットでした。
きたまえ通りから「瀧谷寺(たきだんじ)」へ向かいました。
瀧谷寺は、自然に恵まれた境内は別世界のようで長い参道の入り口では狛犬ならぬ石の龍像が監視をしていました。
鐘楼を兼ねた山門は実に風格あるものですが、柴田勝家が寄進したものだそうです。
本堂に参拝して本堂裏にある庭園を巡りますが、日本名勝庭園の一つで文科省より指定された山水庭園となっており、みどり豊かな見飽きることのない美しさでした。
境内には、他にも多くの文化財があり、中でも鎮守堂は室町時代の様式の重要文化財となっています。
また開山堂も室町時代の貴重な文化財となっており、中には13の仏像が鎮座していました。
境内の観音堂前の石庭には緑美しい苔も茂り静寂な雰囲気が拡がっていましたね・・・
石庭の脇には、福井の笏谷石で造られた石大仏も瀧谷寺の名仏のようですね。
久しぶりの三国湊町のレトロな風景を堪能して、次の目的地「東尋坊」へと向かいました。【続く】
快晴の福井駅前では、恐竜王国の福井のシンボル「フクイテイタン」くんが巨大な体格から
大声を出して出迎えてくれましたが、さらに成長したようですね・・・
駅前の恐竜広場では、フクイラプトル、フクイサウルスと共に朝のラジオ体操でした(笑)
福井駅から三国町へは、約60年ぶりに懐かしい越前鉄道(旧京福電鉄)に乗車してのんびりと越前平野の車窓を眺めながらの旅でした。
三国湊町は、北陸の大河の九頭竜川の河口に江戸時代から北前船で栄えた日本有数の湊町となっており、この日も大河に沿って歩いて湊町の歴史を感じていました。
「きたまえ通り」に入ると、三國湊座や古い商家などが並ぶ街並は、江戸時代へタイムスリップしたような錯覚を覚えます。
きたまえ通りのランドマークである旧森田銀行本店では、豪商であった森田家が明治時代に創立した銀行の建物で、福井県内では最古の鉄筋コンクリー造りでした。
外観は西洋風の古典的なデザインで壮観でした。
正面は左右対称とおなっており、屋上には冠型の豪華な装飾も立派なものですね。
内部は、豪華な漆喰模様のレトロな雰囲気となっており、細部のデザインに拘りを感じますね。
1階の受付カウンターはケヤキの一枚板となっており壁から中央のカーブまでの長さは7mです。
その模様も左右対称の美しい模様となっていました。
カウンターの左手にある独立円柱には、マーブル仕上げの美しい模様が描かれたエンタシス構造です。
2階に上がると、当時の役員室などが保存されており、その回廊や天井の漆喰の模様が大変豪華絢爛でした。
重役室入口のケヤキの一刀彫の装飾です。
見どころ一杯の旧森田銀行本店を後にして、きたまえ通りを歩き日和山に建つ曹洞宗の金鳳寺の石造り門には、石像の羅漢像が鎮座しており実に聖なるスポットでした。
きたまえ通りから「瀧谷寺(たきだんじ)」へ向かいました。
瀧谷寺は、自然に恵まれた境内は別世界のようで長い参道の入り口では狛犬ならぬ石の龍像が監視をしていました。
鐘楼を兼ねた山門は実に風格あるものですが、柴田勝家が寄進したものだそうです。
本堂に参拝して本堂裏にある庭園を巡りますが、日本名勝庭園の一つで文科省より指定された山水庭園となっており、みどり豊かな見飽きることのない美しさでした。
境内には、他にも多くの文化財があり、中でも鎮守堂は室町時代の様式の重要文化財となっています。
また開山堂も室町時代の貴重な文化財となっており、中には13の仏像が鎮座していました。
境内の観音堂前の石庭には緑美しい苔も茂り静寂な雰囲気が拡がっていましたね・・・
石庭の脇には、福井の笏谷石で造られた石大仏も瀧谷寺の名仏のようですね。
久しぶりの三国湊町のレトロな風景を堪能して、次の目的地「東尋坊」へと向かいました。【続く】