箱根強羅公園を散策の後、宮ノ下の早川渓谷(堂ヶ島渓谷)をハイキングしてきました。
宮ノ下駅から急坂を下り、セピア通りの富士やホテル近くの渓谷の入口からさらに急坂を下ると、早川沿いの山肌は、紅葉に染まり、夢窓橋の近くには、夢窓国師の山居があったことから夢窓橋と名付けられています。
橋の上流側には、紅葉の山に挟まれた大小の石が並ぶ流れ渓谷美が見られました。
橋を渡って山沿いの紅葉に映える渓谷美を観ながら上り下りの細い山道を進みました。
途中には、ベンチが設置された休憩所からも彩り豊かな紅葉が観られ、紅葉スポットとなっていました。
その先の発電所の給水所付近にも巨石・奇岩が見られ、その上流側の吊り橋の桜橋の先には、大小の滝も見られ、憩いの渓谷となっていました。
桜橋を渡って約300段近いつづら折りの階段坂が続きます。
階段を上りきって国道138号線に出て、蛇骨川の八千代橋付近の蛇骨川渓谷沿いの山肌も、赤く染められた美し景観が見られました。
蛇骨川沿いには、「太閤石風呂通り」と名付けられて、遊歩道の下の対岸の絶壁には、風呂好きだった秀吉が造った「太閤石風呂」が、今も保存されていました。
太閤石風呂通りの先からは、約90段の木の急階段を上って小涌谷へ向かう国道1号線の蛇骨橋付近も色鮮やかな紅葉の坂道の隧道となっていました。
箱根の山々の渓谷美の美しさに魅せられながら、急坂の苦労も忘れるハイキングでした。
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