皇居東御苑を見学の後、大手町から日本橋界隈を散策してきました。
大手門から常盤橋公園へ向かうと、江戸通りの日本橋川に架かる常盤橋は、二つの橋がありますが、江戸城の常盤橋門に通じる橋で、古い方の橋はコンクリートアーチ橋で石造りの円柱形の親柱は、重量感のある姿が見られます。
常盤橋の先にある日本銀行本店の本館は、辰野建築の代表的なネオ・バロック様式の建物でレンガ造りの石貼りの外観は、圧倒的な存在感が感じられる景観となっています。
江戸桜通りを経て、金運の神社と言われる「福徳神社(芽吹稲荷)」に参拝して開運を祈願してきました
境内の福徳の森には、ビル街の中とは思えないせせらぎや緑の樹々が育ち、都心の里山のようなオアシスとなっています。
日本橋の元標の広場には、日本の街道の原点である「日本国道路元標」や欄干には獅子や麒麟像が東京都の紋章と共に飾られ、日本橋特有の姿が残されています。
東京駅の構内には、浜口雄幸首相が暗殺された場所が記されている説明文が柱に記されていて、その床面には菱形のプレートが埋められて、知る人ぞ知る歴史スポットとなっていました。
丸の内駅舎北の八角形ドームの天井には、方角に合わせて十二支の動物のレリーフが飾られて改めて歴史的建造物の重厚な景観が見られます。
丸の内駅舎も辰野建築を代表する建築で、復元されて丁度10年となりますが、改めて赤レンガと白帯の外観や独特のドームの格調高い景観は、絵になる素晴らしいモチーフとなっており、またの機会に描いてみたいと考えています。
日本橋や丸の内界隈の歴史的建造物など、古き東京の歴史スポットを巡ってきました。
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