MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

皇居東御苑散策

2022年03月15日 | まち歩き

皇居東御苑はコロナ感染防止のため一時公開中止となっていましたが、公開されて久しぶりに御苑を散策してきました。

北桔橋門から苑内に入ると、東御苑のランドマークである江戸城天守閣跡の巨大な花崗岩が積み上げられた天守台が保存され重厚な存在感が感じられ、天守台からは本丸のあった芝生広場や丸の内のビル街の眺望が拡がっています。

芝生広場の西側には、大奥用の調度などを納めた「石室」が今も保存されています。

本丸広場の西縁には、長屋だった「多聞」と呼ばれる建物があったそうで、現在は「富士見多聞」として残されていて、この地点から富士山が望めたようです。

当時は、色々な収蔵庫として使用されていたようです。

芝生広場の本丸休憩所近くには、早咲きの寒緋桜が満開となっていました。

本丸休憩所では、江戸城が復元された模型が展示されており、外観や構造など当時のそのままの天守が1/30のスケールで復元されていて、五重六階の天守閣と天守台と合わせて約60mの江戸の町に聳え立った豪壮な姿が見られます。

中雀門の石垣には、表面が焼けただれた痕跡が見られます。

本丸から中雀門を経て中之門に出ると、石垣には江戸城最大の巨石が用いられた布積みという技法の築石が見られます。

白鳥濠の先の本丸と二の丸を繋ぐ急坂の汐見坂

梅林坂には、名残の梅の花も見られます。

二の丸庭園には、全国の都道府県の代表する木が植えられており、故郷ふくいの県木「まつの木」も見られ、「都道府県の木の道」となっています。

都道府県の木の道の先には、「諏訪の茶屋」と名付けられている、明治時代の風情の茶屋が保存されていて優雅な外観が見られます。

二の丸庭園では、広い池の周りに散策路や滝が流れ落ちる光景が見られ、春本番にはツツジや花菖蒲が咲く名園となっています。

大手門手前には、警備の詰所だった同心番所と最大の検問所の百人番所が保存されています。

最後の「大手門」は、江戸城の正門だった桝形門で、櫓や門の景観は江戸城の風格を感じる景観が見られます。

久し振りに東御苑の荘厳な雰囲気を堪能した後、日本橋界隈を散策していました【続く】

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ぶら散歩~来宮神社・熱海海岸 | トップ | ぶら散歩~日本橋界隈 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

まち歩き」カテゴリの最新記事