海老名のかかし祭りを見た後、海老名の史跡である「相模国分寺跡」の史跡を散策してきました。
国分寺は、国分尼寺とともに奈良時代に聖武天皇の命「国分寺建立の詔」により全国に建立された寺院で、相模の国では現在の海老名市に建てられました。
国分寺は、国分尼寺とともに奈良時代に聖武天皇の命「国分寺建立の詔」により、自然災害や疫病防止のため全国に68箇所建立され、相模の国では神奈川県のほゞ中央の海老名市に建てられたそうで、国の指定史跡に指定されています。
塔跡には、高さ65mの法隆寺式の七重塔が建てられていたようで、貴重な史跡として基壇の上に礎石が保存されています。
国分寺史跡の広場前の海老名市立郷土資料館(温故館)は、元海老名村役場だった建物を13年前に現在地に移設されて、復元された寄棟造瓦葺きの建築で、「かながわの建築百選」・「国の有形文化財」に指定された景観が保存されています。
資料館(温故館)の二階には、「衣・食・住」をテーマにした明治・大正・昭和時代の農具や生活道具が展示されて当時の庶民生活の様子が伺える貴重な遺品の品々が見られます。
資料館の内部には、当時の国分寺の七重塔や金堂、講堂、回廊の法隆寺式伽藍配置の復元模型が展示されていました。
一階の展示場には、市内各地で発見された五重塔、石器や土器など貴重な出土品が展示されていて、中世の人々の暮らしが想像される雰囲気となっていました。
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