鎌倉の荏柄天神社で初天神の日に開催される「筆供養」に毎年使い古した絵筆の供養していますが、受験シーズンを迎えて学問の神様を祀る日本三天神の荏柄天神社は、多くの受験者の合格祈願や書道家・画家が愛筆の供養で参拝客で賑わいますので、今年は、混雑を避けて筆を持参して事前に参拝してきました。
山門には、梅鉢の神紋の提灯や垂れ幕が飾られ、天神様固有の雰囲気が感じられます。
拝殿にも、梅鉢の神紋が彫られた両開きの扉の脇には、学問の神様の菅原道真に合格祈願の絵馬が沢山吊るされています。
山門脇の御神木の大銀杏は、樹齢900年以上高さ25mの古木で、現在では鎌倉で一番の大銀杏となって圧巻の姿がみられます。
拝殿の前の寒紅梅は、鎌倉で一番早く咲く梅として美しく咲き始めていました。
「絵筆塚」には、横山隆一や藤子不二雄など多くの著名な漫画家が描いた「かっぱの絵」のレリーフが約150枚張られており、秀作の一つ一つに魅せられていました。
筆供養の参拝の後、鎌倉宮へ向かうと鳥居前の早咲きの桜の河津桜が咲き始めて初春の彩りを見せていました。
鎌倉宮から大河ドラマの鎌倉殿で話題の覚園寺へ向かいました。
覚園寺は、二代執権の北条義時が800年前に建立したゆかりの名寺で、境内には、愛染堂や薬師堂など鎌倉時代の風情が感じられようですが、今回は、入場も制限されていました。
山門を入った愛染堂前には、下層に仏像が彫られた珍しい十重の石の層塔も見られます。
「まことの鐘」と称する鐘楼には、英文が刻まれて第二次世界大戦中に、学徒出陣していった若者たちを祈念して造られたそうで、貴重な鐘楼となっています。
早咲のロウバイも見応えある姿で咲き誇っています。
戻り道には、年代は不明ですが、道祖神や石仏が並び歴史の道の名残が見られます。
覚園寺に参拝した後、鎌倉の八幡宮など鎌倉殿ゆかりのスポットを巡ってきました。【続く】
たくさんのカッパが集まった塔は面白いですね〜!
それぞれ作家の持ち味が出されている事と思います。
korman さんも絵筆や毛筆の筆等納められたのですね。
大好きな富士山も眺める場所によって、時間によって色々な表情を観せてくれています。
いつもありがとうございます。
荏柄天神社は、毎年初天神の日に筆供養が行われ境内には多くの書道家や画家が筆供養に訪れて一年使った筆を供養しますが、今年は混雑を避けて筆を預けてきました。
筆塚にあるカッパ筆には、著名な漫画の画のレリーフが奉納されて見応えあるデザインが見られましたね。
いつもコメントいただきありがとうございます。