市内のアートスペースで開催中の企画展「播磨みどり裏側からの越境」が始まり観てきました。
「播磨みどり裏側からの越境」企画展は、市内のアーテイストの播磨みどりさんの「版画や印刷物におけるフイクショナルな時空間」をテーマにしたインスタレーションや映像を使ったアート作品で、通常のアートとは想像を超える空間が創られています.
広い展示室には、タイトルの「裏側からの越境」と名付けられた映像が作られた、部屋の外側と内側の二つのデジタルビデオ画が、版画のポジとなる表のイメージとネガである版画を裏側から製作する工程によって作られた映像として約15分に亘って映されていました。
部屋の外側の映像と部屋の内側に映された映像が二つのスクリーンに映し出されていました。
スタジオの窓を使用してシルクスクリーンプリントを刷る行為を撮影した約2分間の映像。
別の展示室では、1年間のゴミのオブジェと習得した場所や素材をモチーフに、365日の出来事や感想が記された日記の作品が、奇特なステージの上に並べられていました。
ステージが設置された床面もアート作品のようなデザインとなっているようです。
もう一つの展示室にもシルクスクリーンで印刷されたカレンダーを障子に貼府し組み合わせた巨大な行灯のように構成した大作が展示されていますが、撮影不可となっていました。
版画を元にした想像を超えるインスタレーションの現代美術作品を見ながら、壮大な世界観や繊細な雰囲気を、五感で感じながらアート作品に酔いしれていました。
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