彼岸入りを迎えて涼しさを感じる散歩日和となり、久しぶりに藤沢宿の名所の白旗神社付近をぶら散歩してきました。
白旗神社は、寒川比古命、源義経公を祭神とする藤沢宿の人気スポットとなっており、春の藤の花や夏の白旗祭で賑わいますが、今年も「鎌倉殿の13人衆」の大河ドラマでも話題となっているようです。
鳥居の下のお手水舎には、石亀の優しい姿が迎えています。
参道の入口には、杉山検校が参詣者が道に迷うことが無いようにと、建造した尖頭角柱型の「江の島弁財天道標」や「寛文五年庚申供養塔」が設置されて、市の重要文化財となっています。
更に参道の石段を上ると、参道脇には義経公没後810年を記念して建立された「源義経公鎮霊碑」が設置され、今も義経公への想いを馳せながら参拝していました。
拝殿には、源氏家の笹竜胆の家紋や木彫りの彫刻が飾れています。
本殿も千木・鰹木の棟持柱の妻飾りや懸魚が見られ、白旗神社の風格を感じられる景観が見られます。
拝殿前には、神石と言われる「弁慶の力石」が見られ、持ち上げて願い事が叶う開運の石となっているようです。
境内には、虎の親子が義経公と向き合う姿を描いた大絵馬が設置されています。
白旗神社近くの妙善寺では、藤沢宿の本陣職を務めた蒔田家の墓地があり、過って日蓮上人が佐渡へ送られる際に立ち寄ったと伝わる歴史スポットとなっています。
本殿前には、鐘楼や美観良い石灯篭が置かれ貴重な史跡となっているようです。
妙善寺から荘厳寺へ向かいます。
荘厳寺は、白旗神社の境内から移設されたお寺で、藤沢宿では最古のお寺で、義経公の位牌も祀られているようです。
本殿前には、弘法大師の石碑や多くの石仏、石塔が並び、荘厳な雰囲気となっています。
三体の地蔵様
墓地の入口に立つ三猿の庚申塔
朱色のエプロンに包まれた六地蔵様
歴代の仏さまのお墓
この後さらに、藤沢宿の歴史スポットの名所巡り続けます【続く】
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