この秋最高の雲一つない爽やかな秋晴れとなり、月末に行う予定の旧友との東京観光コースの下見に、浅草から隅田川下りでお台場へ向かうコースへと出かけてきました。
これまでも何度か同じコースを回っていたが、これまでにない絶好のお散歩日和に恵まれていたので、お台場まで足を延ばしてきました。
浅草雷門に着いた時には、意外と人出も少なく仲見世通りの混雑もなくゆっくりとお土産グッズを見ながら、伝法院通りへ・・・
浅草寺のシンボルでもある雷門では、定番の記念撮影で賑わっていましたが、意外と大提灯の底部に見られる「龍神の彫刻」は知られていないようで、火の魔から救う龍神は、多くのお寺の山門に彫られています。
伝法院通りから昔懐かしい浅草六区通りへと向かうと、僅か100M位の通りですが、浅草ゆかりの芸人や文人の肖像画が通りの街灯を飾っていたが、全く昔のイメージを感じることは出来ません。
五重塔通りを経て境内の新奥山に入ると、江戸時代には江戸随一の盛り場だったそうで、喜劇人の碑や力石など当時を偲ぶ多くの石碑や塚が残っています。
隣の淡島堂や六角堂など由緒あるお堂が多く、特に六角堂は都内で最古の木造建築物だそうで、中には日限地蔵菩薩が祀られており、あの日こそ?と限って願いをお願いしてきました・・
また、五重塔の先には東京スカイツリーが聳えており、新旧のタワーが青空に天に届けと輝く姿は、対照的な美しさを見せてくれています。
本堂に入ると、この日も外国人参拝客が多く、特に喧騒中のあのアジアの国の言葉がコダマしていた・・・本堂の天井には、素晴らしい龍の図と天女の図が描かれています。
三社祭で有名な浅草神社では、浅草観音に比べて参拝客も少なかったが、極彩色に彩られた社殿が美しく、七五三詣での参拝客の姿もチラホラと見られました。
宝蔵門をくぐりその横には、浅草不動がありますが、「撫で仏」では体の悪いところを撫でると治ると伝えられており、仏は頭のてっぺんから爪先までピカピカに光っていたが、何人の人の厄除けを手伝ってきたのだろうか
浅草神社の裏には、見逃しそうな「被官稲荷社」がありますが、出世の神様と言われるそうで、知る人ぞ知るスポットであり、その建屋も杉萱葺の社殿は、関東大震災も逃れられた貴重で珍しい構造となっています。
浅草寺境内には、限られた時間ではとても見切れないほど、観甲斐あるスポットが多いが、この日は、二天門から隅田公園へと向かい、隅田川下りの水上バスへと急いだが、この日も吾妻橋から眺める東京スカイツリーは、雲一つない青空へ突き抜けるように絶景が見られていました。
この後、水上バスにて隅田川下りで日の出桟橋へと向かいました
【明日へと続く・・・】
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