時期や良し。サンタが街にやって来た! ちびっ子サンタ68人勢揃い!!
近くの小学校で、3年生68人がサンタクロースに扮して、お年寄りの施設を訪問する社会勉強が催された。地区社会福祉協議会もこのような地域貢献活動には、積極的な協力を惜しまない。
そこで、片道40分は歩く施設までの往復の交通安全。施設での交流の助言などのお手伝い。ということで、カメラを引っさげて参加した。
担任教師の肝煎りもあり、子ども達も非常に積極的なのが見ていてもわかる。 施設が近づくと足取りも軽くなり、自然にテンションが上がっていく。
一人ひとりが丹誠込めて作ったクリスマスカードのプレゼントからスタート。4つのグループに別れて交流開始。最初はおっかなびっくり。さて何から話しかけようか、どうやってきっかけを掴もうか・・・ちょっと尻込み。「思い切って近くによって挨拶してみようよ」この一言が効く。急に笑顔がはじけてそれぞれ「食べ物は何が好きですか?」「何でも好き、わたしゃー嫌いな物はないんよ」「へー、ボクはピーマン・ゴーヤがきらい・・・」次々会話が弾む。
みんなで歌を歌おう、何を歌おうか。先ずはジングルベル・お菓子の好きな魔法使い・・・さあ何曲歌っただろう。隣のグループは、茶摘みとか春の小川などお年寄りの好みに合わせる配慮も。「富士山の唄を歌ったらみんなが歌ってくれたよ・・・」得意満面。 そしてみんながしっかり手を握り合って「元気でね」「またおいでね」と握手で別れる。
お年寄りも、可愛いサンタの訪問に思わず笑顔がこぼれる。一生懸命何かをしたいと思う3年生のサンタ。お手伝いのつもりで参加した我々にも、心が洗われる大きなプレゼントをもらった。「インタビューしてもいいですか・・・野球はどこが好きですか」「広島カープ」「カープの中で誰が好きですか・・・?」思わぬ3人のインタビュアーに囲まれて、スター気分にさせられた。こんな思いがけないオマケまで付いた。
教育・子育てとはこんなことを言うのだと改めて実感。そこには、保護者だけではない多くの地域住民の関心と協力が欠かせないことも合わせて実感。 社協会長の地域交番への要請によって、パトカー1台、お巡りさん4人による、生きた交通指導があったことも書き添えておこう。