「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ご当地検定雑感」

2010年12月29日 | 岩国検定

      

リーダーがいて、何にもないところから構想を練り、グループを結成。
試行錯誤を繰り返す中であらゆる準備を整え、1年がかりで育て上げた岩国検定。11月28日(日)、94人の受験者によって第1回目を終えたことは何度か取り上げてきた。
その関連で先日、周南市が実施した第2回「周南市歴史博士検定」の認定証授与式に行ってみた。

市長・教育長はじめ市政の重鎮が居並ぶ認定証授与式。
当然ながら、認定証は市長・教育長などから直接授与される。
飽くまでも主催は実行委員会となっているが、実質的には周南市の年間行事として組み入れられており、マンパワーも専従的存在がある。

「関門海峡歴史文化検定・・・下関市」 「萩、ものしり博士検定・・・萩市」 「やまぐち歴史・文化・自然検定・・・山口市」 「岩国検定・・・岩国市」
このようにネーミングも異なるように、ご当地検定のやり方、取り組み方にも色々あるし、受ける側・受けさせる側の温度差も色々ある。
まだまだいずれも発展途上。今後に色んな課題を抱えているというのが現状のようだ。

ご当地検定の大先輩である、京都検定「京都・観光文化検定試験」の7回目が12日に行われた。
京都と東京の計3会場に5199人の受験者が集まったという。主催は京都商工会議所。
初心者が3級でマークシート式、合格者が2級を、2級合格者が1級の受験資格を得る。
「最難関の1級の問題はすべて記述式で、上加茂神社や顔見世についての論述問題もあった・・・」
さらに京都では、京都検定合格者らによってNPO法人を立ち上げ、今では280人の会員が、観光ボランティアを中心に活動の輪を広げているという。

こうしてみると、単なるご当地検定も、実施方法・継続方法・合格者の活用方法などなど、色んな参考案件が転がっているようである。
緒に就いたばかりの岩国検定ではあるが、当面来年の第2回目実施という目標を見据えて、じっくり腰を落とし、エネルギーを蓄え、さらなる飛躍を誓う年の瀬である。

  ( 写真 : 周南検定、認定証樹枝器会場に掲示された、各地の検定ポスター )

コメント (12)
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