あっと言う間に駆け抜けた感のあるこの一年。早くも師走を迎えた。 一日恒例の神棚へのお供え物の新調から始まる。榊・御神酒・お水・お米・塩そして真新しいお燈明。 柏手二つ。
忙しく過ごしたこの2ヶ月余。 庭に咲く柊の小粒ながら可憐な白い花を見逃すところであった。今朝、いっぱい咲いているのに気が付いた。木偏にに冬と書いて「ひいらぎ」。面白い名前ではある。
葉は固くてギザギザ、鮫の歯の如く鋭い。さわると突き刺さって痛い。 さわると「ひいらぐ(疼ぐ)」。ひりひり痛むことをいうのだそうな。そんなことから、「ひいらぎぎ(疼木)」となり、 次第に「ひいらぎ」になったと言われている。 老木になるとこの刺がなくなり葉も丸くなる。 角(かど)がとれるということか。 それを人生になぞらえる向きもある。
泣いても笑っても今年は残りわずか。やり残した分を色々片付けたいと思ってはみるのだが・・・。
岩国検定という一仕事終えて、色んな方面からねぎらいや感謝の言葉が届く。そんな嬉しい余韻に浸りながら、運動不足解消を兼ねて、半年ぶりのクルマ掃除に汗を流した。本気でワックスを掛けたら本当に汗が流れた。 命を預け、どこまでも行動を共にする愛すべきアッシー。 スッキリ爽やか新車の輝きを取り戻した。
気持ちも新たに、輝きを・ときめきを忘れず、ひいらぎに負けないよう、角の取れたまろやかな年末を過ごそう。 息をを切らさない、ほどほどのラストスパートで・・・。