某生命保険会社が、サービスの一環で毎年写真カレンダーをこしらえてくれる。 もちろん提出する写真は孫君たちのものばかりである。 来年用はこの腕白トリオのカレンダーが、我が家のあちこちに張られることになる。 もちろんこうして、ブログとしても登場する。 他に自慢する物のないじちゃんの、唯一自慢のタネの笑顔である。
左から、長男4年生9才、スキーで上位入賞を目指し特訓中。早くも4回、人工雪ゲレンデへ。 三男1.8才、覚えたての片言で少しおしゃべり。自分から言葉は出ないのに、何故か一日2回以上電話してくる。右側、次男2年生8才、紙と鉛筆を持たせば、あらゆるものを絵にして見せてくれる。 それぞれに面白い。
カレンダーといえば、毎年各部屋に掛けても余って、最後はあまり関係ないトイレにまで掛けるほど、十分に手に入っていた。ところが今年は今のところたったの2枚しか来ない。このままだとカレンダーが希少価値を示すことになる。この年まで経験したことのない「カレンダー不足」の年末になりそうだ。
デフレと言われるほどの品物豊富の安売り競争で、宣伝用のカレンダー制作費まで販売価格に転嫁出来ない状態なのだろうか。 大型店がこぞってポイント制導入、それを見習って小規模店もポイント発行。それらのサービスが、カレンダーという年末恒例のサービスを押さえ込んでしまったのだろうか。
カレンダーに使用する、紙を作る会社に勤めて来たこの身には、紙の消費の落ち込みも大きな懸念ではある。国政選挙や、統一地方選挙の前後は一様に製紙会社が潤う。一年の中では後半にはカレンダー需要で稼働率が上がる実績もあったように思う。そういった循環が景気の下支えであったように思うが、世の中が大きく様変わりした分、景気の浮揚・雇用の安定も期待薄なのかな~。