ラットマンは生き物の並びに描けばネズミに見え 人の顔の並びに描けば オジサンの顔に見える絵のことだそうだ
高校時代から友人と趣味でバンド組んでいる姫川亮は孤独な男だった
子供の頃 姉と父がたて続けに亡くなり 母は冷たくなった
男三人に女一人のバンド
ドラムのひかりは亮の恋人だったが ひかりはバンドをやめ 代わりにひかりの妹桂がドラムを叩いている
ひかりが妊娠し中絶するというが 亮はいつも避妊してきた
亮の心にひかりへの疑惑が生じる
亮達のバンドが練習中に ひかりが死ぬ
物事は見た目が全てではない
解説は作家の大沢在昌さん
温かな良い解説を書かれております
二転三転する物語の着地先は 明るい再生・・・
姫川の人生はこれからは 孤独なものでは無くなりそうです
しかしハーマイオニーは父親の使用人ー秘書のエドモンズと恋をしていた
グレゴリーが幾ら頑張ってもハーマイオニーの興味もひけない
ハーマイオニーの親友ルシンダ(ルーシー)は身分違いの相手よりグレゴリーが良いのにと グレゴリーにアドバイスする
ルシンダには ほぼ本決まりの婚約者がいた
奇妙なことにハーマイオニーはルシンダを迎えにきたリチャードと温室で抱き合い乱れる
気の毒なのはエドモンズだと思うのだ
幾ら美しくても こう気が変わっては
リチャードとハーマイオニーは結婚することが決まった
失恋した形のグレゴリーだが 彼の心を占めるのはルシンダ
そのルシンダは正式に結婚が決まる
胸にあるはグレゴリーの姿
しかしルシンダの父親代わりの叔父ロバートは ある秘密からルシンダの婚約者の父親に恐喝されていた
ルシンダが婚約者と結婚しないと家族は醜聞に襲われる
自分の気持ちに気付いたグレゴリーはルシンダの結婚を止めようとするのだが
ヒストリィカル・ロマンス
バカバカしいほど ハッピーエンドです