この季節 二度目の蕾をつけました
ちょっとびっくりです
ベゴニアは一年中元気
いいコで咲いてくれます
皮をむいて適当に切ったジャガ芋・人参・玉葱は耐熱容器に入れマーガリンのっけて蓋して電子レンジで8分ばかし加熱します
ひと口大に切って塩胡椒を馴染ませておいた鶏肉を加熱した焦げ付かない鍋で炒めます
次にハムとむきえびを加えます
加熱終わった人参・ジャガ芋・玉葱を加え炒めます
グリンピースとブイヨンスープを少量加え マカロニも入れ 蓋をして中火で煮ます フライパンにマーガリンを溶かし薄力粉を加えダマにならないよう馴染ませます
温めた牛乳を少しずつ加えます
電子レンジ利用で作る方法もありますが 濃さと量が加減できる昔ながらのやり方が 私には合っている気がします
できたホワイトソースは具を煮ている鍋に加えます
塩胡椒や隠し味に醤油か味噌を入れ調味します
コーヒーなどに入れる粉ミルクを大匙4~5杯入れます
グラタン皿に入れチーズをのせてオーブンで焼きます
250度 予熱なし25分
上下2段 7つ一度に焼いています
「ワーキングガール・ウォーズ」の墨田翔子さんの従妹の高遠寧々さんが主人公の物語
墨田翔子さんもちらりちらりと顔を見せます
その存在感たるや!場をさらっていく迫力はゴジラなみです
寧々さんはそこまで凄くなく ちょっとうじうじしたとこもあります
いざとなれば気も強そうですが
翔子さんより十才ばかし年下なので 成長過程にはあるのでしょう
会社にはちびっとコネ入社
それがコンプレックスにもなっています
同じコネ入社の百舌鳥弥々と八年越しのお友達
弥々はボーイズの同人誌作りが趣味
寧々は小さな小さな建物の模型など作るのが趣味
言葉は悪いですが オタクな趣味持つ共通点があります
寧々は優しいコで 会社の上司の女性の不倫らしき光景見ても 見なかったことにして喋らない賢さも持っています
足は短いし美人じゃない自覚もある
恋愛第一体質じゃない
弥々は知り合いの編集長が鬱病から自殺したのに 根も葉も無い弥々との不倫が原因と噂されても 言い訳なぞしない男前な性格
小柄だけど心は広い
実家の事情から弥々は退職し 家族の看病しながら書店を引き継ぐことを決意する
引っ越し準備の手伝いに行った寧々は弥々との会話から 隠されたロマンスに気付き たまたま出くわした弥々と何かあるらしい相手に話しかけてみる
その会話中 妙な女に刺されて入院
見舞いにきてはっきりしない弥々の言葉を聞いた翔子さんは宣告する
「玉砕しなさい」
同じ思いの寧々も「玉砕」と駄目押しする
弥々は誤解解けなんとなく仲良くなった小林と模型作りつながりな「お友達」となっている
やってられないけど ちょっとはやってられるよう
少し前進かつ成長したところで 物語は終わります
人妻上司の島さんなど 脇で出てくる登場人物も魅力的
そんな奴いないだろーな人間は出てきません
あ いるかも
いるいる
身近に似た人が いるかもしれません
やっぱり 何があろうと生きてるもん勝ちなのです
解説は 映画監督の井坂聡さん
素顔の柴田よしきさんや 柴田よしきさんの他の作品にも触れてあり興味深いです
巻末の作品リストはシリーズで分けてあり 本当に幅広いジャンルを書き分けておられるなと感心致します
物書きさんなのですねぇ
村上緑子をこの世に送り出した作家が「ふたたびの虹」を書くのですから
私は時代小説に真正面から取り組んでくれないかしらと思っているのです
庭の雑草抜きをしていた主人が 嬉しそうに見せにきました
それはジャガ芋
生ゴミは庭に埋めているのですが 芽を出し 犬達に踏まれてもめげずくじけず育ちはびこるのもあります
ジャガ芋・カボチャー
他の生ゴミを肥料にたくましく育ってくれたのでした♪
主人のお弁当
鮭を焼いたの
塩胡椒した鶏肉に衣つけて焼いたの
卵焼き
ハムとミニトマト
野菜ふりかけ(気休めです 主人は野菜嫌い ミニトマトでさえ よく残しますーー;)
結局 お手製ケーキは冷凍室で凍らせて持っていくことにした娘です
忘れず持って行きました
多くの柴田よしき作品に登場する麻生龍太郎
彼を主役とする短編集です
恋人は大学時代の先輩・及川
性別は男である
この物語の時点では麻生はまだ男と愛し合う自分を完全には 割り切れておりません
昔 大島弓子さんの漫画のヒロイン 独白で「イライラの依良(いら)と申せましょう」と言う少女依良の理想の男性がー世間に後ろめたさを感じているホモ(同性愛者ーでした
そんなことを思い出します
数年前に書かれた物語ではありますが 所轄刑事とタイトルに銘打ってあるからでしょうか
東野圭吾作品「新参者」と似た雰囲気を感じるのです
出て来る事件は違うのですが
「大根の花」
ばらばらにも見える小さな事件はそれぞれに根っこのところでつながっていた
善意を信じる麻生
「赤い鉛筆」
死体が見つかった部屋で自殺にしては不思議な点があった
一緒に回る刑事が気にも留めないことが 麻生には気にかかる
見つからなかった筆記用具や持ち物へのこだわりが 麻生を犯人へと導く
「割れる爪」
若い娘に飛びつき爪で怪我させた女は 中々口を開かなかった
やっと発した言葉は「はなこ」
しかし麻生はその言葉を手掛かりに真相にたどり着く
「雪うさぎ」 恋人の家からの帰り道 麻生は落ちそうな幼女に気付く
危険を冒し助けに走った麻生は 幼女の母親の死体を発見する
病死に見えたがー部屋にはあるべきものがなかった
事件だけでなく 麻生の恋人・及川についても語られー所轄の少年課のいきのいい女刑事も登場
「大きい靴」
庭を飛び出した犬が人間の手首をくわえて戻ってきた
持ち主は何処にいるのか
犬と共に散歩コースを辿った麻生が知ったのはー
「エピローグ」 麻生に異動の辞令が下る
心を決めかねている間に 人生は変化する
2009年8月11日に読了した本を再読です
以前読んだ柴田よしき作品の感想と紹介など入れております
読んでいただけると嬉しいです
「淑女の休日」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20060526
「ア・ソング・フォー・ユー」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20071002
「窓際の死神(アンクー)」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080210
「聖なる黒夜」上下↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20080723
「所轄刑事・麻生龍太郎」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20090811
「桜さがし」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20091104
「ドント・ストップ・ザ・ダンス」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20100330
「竜の涙 ばんざい屋の夜」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20100417
「いつか響く足音」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20100417
「流星さがし」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20100418
「激流」上↓
http://yumemi.blogzine.jp/zatudansitu/2010/07/post_bba5.html
「激流」下↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20100701
「PINK」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20100703
「ワーキングガール・ウォーズ」↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20100704
柴田よしき先生のホームページです↓