夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

「バンク・オブ・ザ・デッド」(2007年アメリカ)

2010-07-27 21:54:14 | 映画

銀行強盗の計画持つマルコムは 黒人の店主から「夜は外にいるな」と奇妙な化け物の話を教えられる

仲間が予定より早く銀行を襲撃し 逃走用の車の運転手が 警官の死体がフロントガラスに貼り付いたことから乗り逃げしてしまい 強盗達は銀行にこもるしかなくなる

逮捕に駆けつけた警官達は 出てきたゾンビに襲われる

マルコムは聞いた話を思い出し 居合わせた面々に説明する

新月の夜に地中からはいでてくるゾンビ

そこへゾンビ撲滅に燃える黒人さんが登場

軍の実験によりできてしまったゾンビさん 男の妻も襲われて人間ではなくなった

銀行強盗対ゾンビ

やっと出てきたかゾンビさん・・なのですが

このゾンビさんは心臓を撃てばきちんと死んでくれます

ゾンビにしては動きも早いしやたら元気なのもいますが 死ぬので狙いさえ外さなければ どんどん退治されていくのです

どれだけ連発できる銃なんかいと思って見てしまいますが・・・弾丸が尽きても剣(ナイフ)で戦う人間達

ゾンビ退治に燃える男は ゾンビに噛まれ ゾンビとなる前にマルコムの手を借りて自殺します

マルコムと銀行強盗の男と 居合わせた警察官の女性

生き残った三人は朝日を浴びて 強盗したお金もちゃっかり持って銀行と変死体だらけになった街を徒歩で出ていきます

新月以外は土の中を移動するゾンビって・・・初めての設定でした

もぐらゾンビ

でも生き残った三人は 稀にみる大量残虐殺人の犯人として指名手配されたりはないのでしょうか

生き残ったけれど彼らは堅気には戻れないかも

おどろおどろしく無い・・ゾンビ映画

つっこみどころは・・いっぱいです

↓参考までに

http://posren.livedoor.com/detail-140738.html

↓観た方の感想も

http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id333177/

↓ここもいいかな☆

http://www.taki-c.co.jp/cont/bank_dead/index.html

ゾンビも色々・・・です


「デス・リベンジ」(2007年公開作品)

2010-07-27 21:03:54 | 映画

農夫と呼ばれる男が主人公です(ジェイソン・ステイサム)

レンタル料金も安いし 知った俳優さん出てるしってことで借りてきました

でもって詳しい情報なしだったので え?ファンタジーと違和感抱きつつ

だってね↓

http://video.foxjapan.com/search/detail.php?id=10632

この写真だと現代アクション物?!って思いません

ファンタジーに見えなかった ジェイソンさん似合いません このままハンドルきりそうな雰囲気ありますもん

興行的には思いっきり失敗した作品だそうです

そこそこ俳優さん出てるしお金もかかっているように見えるのに

↓によれば

http://curse.jp/scifi-movie/20080403135811.html

ビデオ・ゲーム「ダンジョン・シージ」の映画化なのだとか

農夫と呼ばれる男は愛する妻と息子と幸せに過ごしていた

畑を耕していた農夫は 妙な気配に周囲を見回すと 見るからに汚らしい数だけはわらわらいる集団に襲われる

留守にしている妻子が気になり駆けつけると 妻は鐘楼の上と言われ救いに行こうとするも 息子も襲われ 乱戦状態になる

他の場所から魔法使い(レイ・リオッタ)が操る怪物軍団を指揮する化け物兵を倒したが 息子は他の化け物兵に殺された

戦いが終わったあと 息子を埋葬する農夫

妻は行方不明だった

襲撃された集落へ城から王(バート・レイノルズ)がきて話をするも 農夫は王に従わず 自分で妻を探しに行くと言う

王に使えるいいほうの魔法使いは 農夫に対し何か思うところがあるらしく けれどここではその秘密は明かされない

いいほうの魔法使いの娘(リーリー・ソビエスキー)は 悪い魔法使いに最初は誑かされていた

農夫は友人二人と妻を取り戻す旅に出る

王の甥は悪い魔法使いと組んで王位を狙っていた

農夫は死んだといわれていた王の息子

王が甥に弓矢で射られ その傷がもとで落命し 農夫は妻を取り戻すため いいほうの魔法使いの知恵も借り 悪いほうの魔法使いのいる怪物兵の砦へもぐりこむ

悪い魔法使いと対決したいいほうの魔法使いは死に 死ぬ時に娘を呼び寄せ 自分の最後の力を娘に譲る

何故か農夫の妻を殺さなかった魔法使いは 農夫の妻に刺され 農夫にとどめを刺されます

その前に「傷ついたら血が流れるということは不死ではないのね」と会話したりする場面もあります

戦闘場面などは工夫も凝らされています

森に住む妖精の女性はチャーミングだし 個々は質が高いのに

悪い魔法使いが死んで 農夫と妻が抱き合って終わりというのは ちと味気なく もうちょっと それでどうなったか教えろよ

魔法使いが死ねば終わりかい・・と 余韻がほしいぞと・・・

王様役のバートさんのおじいちゃん具合にも ああふけたな~と歳月を感じました

バートさんとジェイソンさんが父と息子に見えません

どっかどうにかすれば・・・・・・もったいないな・・・と思う映画でした

何か中途半端な印象が残ります


暑きことー 外眺めてはため息す

2010-07-27 10:41:09 | 子供のこと身辺雑記

暑きことー 外眺めてはため息す
暑きことー 外眺めてはため息す
暑きことー 外眺めてはため息す
暑きことー 外眺めてはため息す
朝 暑いと思ったら 主人の弁当詰めたあと 体が勝手にジャガ芋を洗い皮をむき 気が付けば カレーの材料を刻んでいたのでした

昨夜 寝る前には 今日はハンバーグだわと 冷凍室から挽き肉を冷蔵室へ移しておいたのに

玉葱・牛肉・大蒜・人参・ジャガ芋・林檎のすりおろしたの・蜂蜜 ・牛乳

いつもの材料に茄子も加えて夏のカレーです

お弁当 ふりかけ無しだと寂しい気がして ご飯に味付け海苔を被せました

出掛けるつもりですが 外は暑そう・・・くじけそうです


「機関車先生」(2004年 日本映画)

2010-07-27 09:45:20 | 映画

柴田錬三郎賞を受賞した伊集院静著「機関車先生」を原作とした映画です

村上水軍の流れを汲むとも言われる島に臨時教師として大きな男が船でやってくる

彼 吉岡誠吾(坂口憲二)は母親がこの島の出身だった ある事情から声が出なくなってしまっており 生徒達とも筆談と身振りで会話する

校長(堺正章)は 吉岡に期待していた

口をきかんし体が大きくて強そうだから「機関車先生」とあだ名を生徒達につけられる

校長はあだ名を気遣うが 吉岡はあだ名を「嬉しいです」と喜んだ

旧家の主人の祖父は駆け落ち同然に出て行った娘を許していない

それでも孫となる吉岡の様子は気になっている

吉岡の父親は既に戦死していない

吉岡は母親の言葉を胸に争いごとは避けて島で暮らす

島の男は気が荒い

口のきけない吉岡をよく思わない者も多かった

そんな中後家の室井よし江(大塚寧々)やよね(倍賞美津子)は吉岡の人間を見て好意的であったが

少しずつ吉岡が島の暮らしに馴染んだ頃 生徒の一人・修平の父親が嵐の海で行方不明になる

父親の死を受け入れられない修平

島の男に売られた喧嘩に手向かいせず暴力受けるままの機関車先生の姿を目撃し 不信が募る

先生はほんまに強いんやろか

ただの臆病者で自分らのことを騙してるんやないやろうか

口のきけない先生を寄越すなんて自分達島の者をバカにしているんやないかと怒っている大人たちもいる

そんな人間の一人の美作(伊武雅刀)は 吉岡が剣道に強いことを聞き ころりと態度を変える

校長は島の子供達に誇りを持たせたいのだと 吉岡を説得する

子供達の為に・・吉岡は試合に出ることを決意した

順調に勝ち進む吉岡だが 決勝戦の相手は吉岡が怪我をした試合のことを知っており 「突き」で攻めてくる

場外をとられ残り時間も少ない吉岡だったが 正々堂々の勝ちに拘って見事勝利する

喜ぶ島の人間達

修平は本当の吉岡先生の姿を見た思いがした

祝いの場所へ吉岡の祖父も酒を届け黙って帰ろうとする

慌てて追いかける吉岡に祖父は言った

「今度はおかあさん(娘)も連れてこい」母親と一緒に来るように告げて後姿

試合での孫の姿に 祖父は娘との仲直りを申し出たのだった

新しい先生が来る 機関車先生がいなくなると大騒ぎしていた子供達

わしらを置いていくんやーとスネもする

中には島の女性と結婚したらずっと島にいてくれるんやーと相談した大人の言葉を真に受け 先生のお嫁さん探しをした生徒もいた

来たときと同じように先生は船で島を去る

先生の残した言葉と校長先生の言葉に子供達は 島を走り 船が見える場所へ急ぐ

原作を先に読んだ人間からは不評なようですが 映画を観てから原作の小説を読みたくなる映画です

小説を読めば評価も変わるかもしれませんが 

小説を読んでない まっさらな状態では 「機関車先生」に坂口憲二さんはよく似合ってました

校長先生も吉岡先生の祖父も 島の人々も

決して大作ではありませんが 島の自然 子供達

ふっと心に沁みる映画です