今季、ホーム初勝利～アルビレックス新潟

今季ホーム初勝利！
神戸戦は、不思議に相性がよい。
試合前、場内に流れたチョ・ヨンチョル選手の「勝ってみんなで万歳をしましょう」というメッセージがいいなあと思っていた。
なのに、ヨンチョル選手は、前半で１本、後半も１本、なんと２本もＰＫを外したのであった。
普通は、２本目は決めるものなのだけどなあ…。
ＰＫを２本連続で外した選手というのは、見たことがない。
しかし、２本ＰＫを外しても勝ったというチームも、あまり見たことがない。

今日は、１－０。
今季新加入のブルーノ・ロペス選手の豪快なボレーシュートが、決まった。
彼は、いい選手だ。
おごり高ぶらず、謙虚だ。
もちろんプレーも素晴らしい。
よく走る。
味方のピンチだと感じると、必死に走って戻って来る。
これは、今までにアルビレックス新潟で愛されたブラジル人選手の特徴だ。
ファビーニョ、マルシオ・リシャルデス、そしてブルーノ・ロペス。
皆、攻撃だけでなく守備でも貢献度が高かった選手たちだ。

試合終了。
チョ・ヨンチョル選手は、心中複雑だったに違いない。
自分が、ＰＫを２本決めていれば、３－０で完勝だったのだから。
でも、まあ、みんなで万歳できたのだから、よかったじゃないか。

ＰＫもゴールも決められなかった悔しさは、次節晴らしていただきましょう。

ロペス選手。
ＴＶのインタビューを受けた後、一人で場内を１周する時にも、観客の声援に真面目に応えていた。

会場のヒーローインタビューがあることや、「バンザイ」のやり方を知らなかったことなども初々しかった。
でも、早く「バンザイ」のやり方を覚えてほしいな。
これから、ホームで何度もヒーローになってもらうのだから。
そうそう、ヨンチョルも、ね。