ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

新潟で、横浜-阪神戦を観戦

2011-05-08 18:45:17 | 生き方

新潟で、プロ野球の公式戦が観戦できる。
これは、県民の夢であったといっても過言ではない。
降雪、長い冬、悪天候…。
およそ野球に向いていない条件ばかり。
しかし、2年前に「ハードオフ エコスタジアム」が完成し、年に数回プロ野球が行われるようになった。
ゴールデンウイーク最後の日曜日、開催されたのは、横浜-阪神3連戦の最終戦。
前日まで横浜スタジアムで行っていた連戦の最終戦を、翌日新潟で行えるなんて、時代が変わったものだ。
かつて上越新幹線がなかった時代は、移動で多くの時間を費やしたから、およそ考えられなかったことだ。

試合は、横浜の主催試合として行われたが、そこは、人気は全国区の阪神タイガース。
応援に行っていた人の数は、圧倒的に阪神多数。
試合前には、ファンサービスとして、新潟県内及び福島県から避難してきている少年野球の子どもたちにノックが行われたりした。
また、始球式は、南相馬市の野球少年が、投じていた。
昔は、試合前に少年野球の子どもたちとの交流なんて考えられなかったし、始球式にも配慮がされるなど、こういうところにも、昔と違う今という時代を感じた。

試合は、横浜が先制したものの、阪神も反撃。
2-2の接戦となった。
チャンス時の場内の阪神への声援は、さすがだった。
ジェット風船飛ばしも楽しかった。

しかし、その割りに試合内容は、盛り上がりに欠けるなあ…という感じ。
これは、ひとえに阪神打線も横浜打線も、つながりに欠けるから。
もっと打線がつながると、両チームとももっと上位にいられるだろうし、見ている人も楽しいのだろうなあ。
9回の表の阪神の攻撃が、あっさりゼロに終わり、その裏の横浜の攻撃。
救援した久保田投手が、簡単に1死をとる。

ところが、なんと次打者の吉村選手の打った当たりは、逆風を突いてどんどん伸びる。
右中間に飛び込む、サヨナラホームラン。

…あっけない幕切れ。
阪神ファンは、皆ガックリ。
対照的に、横浜ファンは、その後延々と勝利に酔いしれ、凱歌をあげていた。
めったにない、プロ野球の公式戦。
できれば阪神に勝ってほしかったなあ、と思いつつも、これが今の阪神の実力。
仕方がない。

でも、一戦で高い費用がかかるプロ野球。
週に1回(正確にはホームで月2回)のサッカーと比べて、高い。
金がないと、観戦しに行けないなあ。
そんなことを思いつつ、心は土曜日のサッカー、新潟対柏戦に飛んでいたのであった。

<球場隣の東北電力ビッグスワンスタジアム>
コメント
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