ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

批判するだけでは復興は果たせない

2011-05-11 20:41:16 | 生き方
今日で、震災発生から2か月である。
自分自身は、菅政権の支持者でも何でもないが、ここのところ、腹が立つのは、最近の報道が、菅政権バッシングばかりのように思われてならないことである。
震災の対応が遅い、自分の保身しか考えていないだとか、どなってばかりいるだとか、面白半分のような記事や批判ばかりが目につく。
では、誰なら、現在の窮状に対して速やかで確実な対応をとれるというのだろう。
国会の質問でも、こうすればもっとよい対応ができる、というような具体的な提言はあまり聞かれず、野党どころか与党内でも菅政権が無策・無能であることばかりを訴えているように思える。
今の日本には、今までにない大地震・大津波・原電大事故が一気に起こったのだ。
過去に例をみないことが同時に起こっているのだから、あれもこれもと、そんなに簡単によい対応がとれるわけではなかろう。
今は、総力を結集して知恵を出し合い、力を出し合い、一丸となって復興に向けていかなければいけない時なのだと、大半の人は思っている。
ところが、菅政権へのバッシングばかり。
人のことを批判するのは、簡単だ。
ダメなところを探すのは、簡単だ。
与党も野党も報道各社も、あれをしていない、これをしていないと批判する暇があるのなら、こうした方がよい、こうすればできる、という具体策をどんどん突き付けるべきだと考える。
具体的な妙案出さずして、批判ばかり。
あげ足取りばかりしていても、日本の早い復興に役立っているとは思えないのだが。

こんないやな現状、こんないやな日本だが、前を向いて進んでいる人もいる。
発生2か月の今日、東北楽天イーグルスが、日本ハムファイターズに1-0で勝ったことの方が、批判ばかりの人より、よほどたくさんの人々を勇気づけることになったに違いない。
コメント
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