ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

自らさばいたイナダの刺身はうまかった!

2011-05-24 22:49:57 | 生き方
魚をさばく。
わが家では、かつて母の仕事だった。
母が亡くなって、魚をさばく人がいなくなった。

スーパーで魚の切り身や刺身などが売られているのを見ると、やはり金額的に高い!
だから、好きでも刺身はなかなか買わない、ということになる。
ところが、時々、丸々一匹魚が安く売られる時がある。
そんな時、妻いわく、
「ねえ、夫、やる気、ある?」
なんのことはない。
魚をさばく気があるかどうか、なのだ。
妻は、10年ほど前に2度手首の手術をしてあまり力が入らない。
そして、魚の血を見るのがきらい。
以前は、母がやっていた。
でも、もう頼りになった母はこの世にいない。
だから、私が、さばくことになった。
ところが、たまにしか魚をさばく機会はないうえに、私は覚えが悪い。
だから、毎回、
「この後、どうすればいいの?」
と妻に聞くはめになり、そのたびに
「何度やったら覚えるの?」
とあきれられることになるのだ。
それでも、サバをさばく(!:オヤジですから…)ことには慣れた。
今回は、イナダであった。
イナダ1匹298円。
日曜日、「刺身、煮魚にどうぞ」という札とともに、スーパーで売られていた。
切り身にして売られている金額と1匹まるごとが似たような値段。
ざっと4分の1以下の金額で刺身が食える!
妻の目がキラ~ンと光った。
「ねえ、夫~…。」
「はいはい、わかりました。がんばりますよ。」
ということで、今回は、イナダを3枚におろして、刺身を作った。
魚肉の付いている部分や骨の部分は、煮て食べることにする。
おろすのはスムーズにいかなかったが、それでもなんとか刺身の出来上がり。
不器用な私が、家族の役に立って、魚をさばく。
すばらしいじゃないか!?

今回のイナダの味は?

うまい!!

「この刺身、おいしい!」
と家族から言ってもらえて、それだけで満足した私であった。
イナダの刺身で、熱燗で酒を飲み、さらに満足したのであった。
コメント (2)
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