月山の驚きの3つ目は、真夏というのに、雪渓がトレッキングコース上に残っているところがあり、その上を何度も歩いたこと。

この日は暑かった。
下界では、35℃を越える暑さとなっていた。
月山も、山とはいえ、陽射しが結構強かった。
帽子をかぶり、タオルを首に巻き、長袖で歩いていたのだが、翌日は体の一部に日焼けが痛くて悩まされた箇所があった。
どこかというと、耳の後ろと耳たぶである。
そんなに強い陽射しのもとで、雪の上を何度も歩くというのは、今まで経験がなかった。
往路での雪渓は、まだ上りやいくらか平らなコース上だったので、気をつけて歩くだけでよかったのだ。

しかし、帰路の、牛首から下っていくところにあった雪渓には困った。
勾配が急で、いくら気をつけて歩いていても、足をとられ、滑ってしまったのだ。

周辺が岩場ではないから、滑って転んでも笑い話ですむが、不意に滑ると肉離れを起こしそうでこわかった。
何度かこわさを味わいながらも、雪渓の近くには、早春の花々が咲いているのを見ることができたのが何よりも喜びであった。

ヒナザクラとバイカオウレン(と思われる)は、初めてみることができた。

初夏のニッコウキスゲもあり、秋に多いミヤマリンドウもあった。

春から秋の花まで楽しめるのが、この月山のトレッキングの最高の楽しみである。

この日は暑かった。
下界では、35℃を越える暑さとなっていた。
月山も、山とはいえ、陽射しが結構強かった。
帽子をかぶり、タオルを首に巻き、長袖で歩いていたのだが、翌日は体の一部に日焼けが痛くて悩まされた箇所があった。
どこかというと、耳の後ろと耳たぶである。
そんなに強い陽射しのもとで、雪の上を何度も歩くというのは、今まで経験がなかった。
往路での雪渓は、まだ上りやいくらか平らなコース上だったので、気をつけて歩くだけでよかったのだ。

しかし、帰路の、牛首から下っていくところにあった雪渓には困った。
勾配が急で、いくら気をつけて歩いていても、足をとられ、滑ってしまったのだ。

周辺が岩場ではないから、滑って転んでも笑い話ですむが、不意に滑ると肉離れを起こしそうでこわかった。
何度かこわさを味わいながらも、雪渓の近くには、早春の花々が咲いているのを見ることができたのが何よりも喜びであった。

ヒナザクラとバイカオウレン(と思われる)は、初めてみることができた。

初夏のニッコウキスゲもあり、秋に多いミヤマリンドウもあった。

春から秋の花まで楽しめるのが、この月山のトレッキングの最高の楽しみである。