昨日の日曜日、ちょっと懐古的な気持ちに陥った。
正午を目前にしていた時である。
そう言えば、大半の方は、何のことか察しがつくと思う。
テレビのアナログ放送の終了である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/38/0c8acb60ca082e53c586ac56e9479588.jpg)
わが家は、昨年の晩秋、ようやく地デジ化に対応したテレビを購入した。
それまで、ずっと古いブラウン管のTVを見ていたわけである。
私が生まれ育った家で、初めてテレビが映ったのは、昭和38年6月9日、日曜日のことであった。
時間は、午後7時10分過ぎ。
映っていた番組は、「隠密剣士」。
主役の大瀬康一が、たいまつを点けて、洞窟の中を歩いている場面だった。
当時幼い子どもであった私が、月日、曜日、番組、場面まで覚えている。
これは、よっぽどのことだと思う。
ここまでよく覚えているできごとは、ほかには、ない。
あるとすれば、長子である娘が生まれた日や、父や母の亡くなった日ぐらいである。
それだけ大きな出来事だったというわけだ。
もちろん、白黒テレビであった。
当時は、父の月給何か月分、という高価なものであった。
それでも、父が、何か月もローンを組んで買ったテレビであった。
そのせいもあって、そのテレビは、長く使った。
反対方向に回そうとすると、チャンネルが取れてしまうというくらいにもなった。
昭和40年代、カラーテレビ全盛の時代になっても、わが家はその白黒テレビを大切に(?)使っていた。
そのせいか、一度、夢を見たことがある。
わが家で白黒のテレビを見ていたら、急に色が付いてカラーテレビになった夢である。
無邪気な夢であった。
しかし、色がついている夢を見たと明らかに自覚したのは、この時が最初であった。
正午を目前にしていた時である。
そう言えば、大半の方は、何のことか察しがつくと思う。
テレビのアナログ放送の終了である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/38/0c8acb60ca082e53c586ac56e9479588.jpg)
わが家は、昨年の晩秋、ようやく地デジ化に対応したテレビを購入した。
それまで、ずっと古いブラウン管のTVを見ていたわけである。
私が生まれ育った家で、初めてテレビが映ったのは、昭和38年6月9日、日曜日のことであった。
時間は、午後7時10分過ぎ。
映っていた番組は、「隠密剣士」。
主役の大瀬康一が、たいまつを点けて、洞窟の中を歩いている場面だった。
当時幼い子どもであった私が、月日、曜日、番組、場面まで覚えている。
これは、よっぽどのことだと思う。
ここまでよく覚えているできごとは、ほかには、ない。
あるとすれば、長子である娘が生まれた日や、父や母の亡くなった日ぐらいである。
それだけ大きな出来事だったというわけだ。
もちろん、白黒テレビであった。
当時は、父の月給何か月分、という高価なものであった。
それでも、父が、何か月もローンを組んで買ったテレビであった。
そのせいもあって、そのテレビは、長く使った。
反対方向に回そうとすると、チャンネルが取れてしまうというくらいにもなった。
昭和40年代、カラーテレビ全盛の時代になっても、わが家はその白黒テレビを大切に(?)使っていた。
そのせいか、一度、夢を見たことがある。
わが家で白黒のテレビを見ていたら、急に色が付いてカラーテレビになった夢である。
無邪気な夢であった。
しかし、色がついている夢を見たと明らかに自覚したのは、この時が最初であった。