ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

川崎戦、快勝!

2011-07-24 14:22:07 | アルビレックス新潟
勝利の味は、いいものだ。
J1新潟、これでホーム川崎戦に13戦連続負けなしとなった。
内容は、12勝1分けである。

その汚名返上を期して、川崎サポーターも大挙して新潟に乗りこんできた。
去年、一昨年と、どういうわけかスプリンクラーが誤作動し、川崎サポーター席に水が降りかかるという珍事が起こっていた。
2度あることは3度ある…という言葉がある。
まさか、3年連続して冷水を浴びせる訳にもいかない。
冷水を浴びた気分にさせるのは、試合に敗れさせることだけでいい。
ただし、前節は主力の中村憲剛を欠きながら、首位柏に勝った川崎だ。
そう簡単にはいかないだろう、という感じはあった。
まして、新潟は前節清水に屈辱の逆転負けをくらって、15位と残留争いに後がない。

この日は、夏休みに入った学校もあり、スタジアムには、親子連れで自由席で観戦する人たちが多かった。
このくらい自由席が埋まると、3万人くらいはいくのだがなあと思った。
ところが、試合の後半に発表された観客は、2万5千人余りであった。
ぐるりとスタンドを見ていたら、その理由は明白だった。
確かに自由席は埋まっている。
しかし、シーズンパスなどで入れる指定席が空いているのだ。
そこだけぽっかり空いていて、違和感があった。
その座席の多さに、これが、3万人に届かない訳か、と納得した。

試合は、互いに厳しくチェックし合い、すきあらば鋭く攻め入るという様相。
新潟には惜しい場面もあったが、前半30分過ぎくらいからは、もっぱら川崎の攻勢に守備に追われる。
それを示すように、この日の川崎のコーナーキックは12本。
ハラハラしたが、ディフェンス陣がよくふんばって、後半へ。
後半8分、ついに得点が入る。
亜土夢→ミシェウ→ブルーノ・ロペスとつながって、新潟先制!
今年、何度も追いつかれたり逆転されたりしているのを見ている終盤・ロスタイム。
気を抜けなかったが、守り切った。

特に、GK、最年長小澤の冷静なプレーは、光っていた。
雨あられと降り注ぐ敵のボールに、パンチングばかりではなく、キャッチも多用した。
ゴールキックにいくときも、わざとゆったりしてみたりと工夫して、チームに落ち着きを与えていた。
さすがに、長年の経験はだてではない、というところを見せてくれた。
勝利した後は、ゴールポストに感謝している姿も見せてくれた。
場内のヒーローインタビューは、小澤。
受け答えも堂々としていて、さすがであった。

ホームでの勝利は、さすがに気分が爽快だ。
勝った選手たちが、こんなにうれしそうなのを見るのは、本当に久しぶりだ。

一緒にバンザイをしながら、喜びを分かち合える。
地元にJ1のプロチームがあると、こんな楽しみが味わえる。
ずっと、この楽しみが続くように、と願う。
…ということで、次節は、山形だな。
天童には、行ったことがある。
ということで、この予定である。
コメント
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