
5年前の6月に行った薬草園の木に咲いていた白い花。
先日行ってみたら、その時分からなかったその名前が分かった。
今回は、まだ枝に芽も葉もなかったけれど、実のような枯れたものが枝に付いていた。
その実の枯れ方には、見覚えがあった。
春に見かけるあの木の花が咲いた後、付ける実が同じだと気付いた。
あの木、とは、今回植樹したあの木のことである。
そう、ロウバイの木。
以前は名札がなかったが、この5年の間に名札がついていた。
名札には、「夏蠟梅」と書いてあった。
読み方は、「ナツロウバイ」である。
ああ、やっぱり。
枯れた実の様子で、もしやと思っていたが、やっぱりロウバイの仲間だったのか。
5年もたったが、疑問が解決したのは、うれしい。
いつかまた、そのナツロウバイの白い花が咲いている頃、訪ねてみたい。
