きれいなフィールドの緑。
そして、トラックのレーンの青。
十数年前に改修された陸上競技場。
かつて、ここをわが家の子どもたちも駆け回った。
娘は、1位のテープを切ったこともあった。
もう20年以上前になってしまう。
あの頃は、先日引っ越していった隣家の、仲の良い老夫婦が、歩いて3km以上ある距離を応援に来てくれたりしたのだった。
それとは別に喜びにひたったこともあった。
大会のリレーで、1500m走で、教え子が健闘して優勝したこともあったっけ。
400mリレーは、女の子たちが見事にチームワークを発揮した。
1500m走は、雨の中、ぬかるむ悪路にもかかわらず当時の新記録をマークして優勝した男児がいた。
すべてが懐かしい思い出だ。
陸上競技場は、変わって、確かに美しくなった。
けれども、秋の空の青さは、変わらずに、ある。