ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

「ババ」と「ホコリ」に久々に会う!?

2017-09-27 22:16:16 | 草木花
実りの秋。
秋の収穫は、米や果物ばかりではない。
キノコも、その1つである。
この写真のキノコは、私は、子どもの頃、ババタケと呼んでいた。

正式名はヌメリイグチと言う。
食用のキノコである。
しかし、これは、カサが開いてしまっているから、成長しすぎ。

スポンジのような部分を取って食べても、うまくはないはず。
これは、もっと前の生え出たばかりの頃の方が、おいしくいただけるのである。

さて、これは、何?

ジャガイモじゃないよ。
これも実は、キノコなのである。
そして、私は食べたことはないが、食用なのだと言う。
なんでも、味ははんぺんに似ているとか。

食べるよりも、このキノコは日がたつと、この丸みを帯びた皮の中は、胞子だらけになるのである。
そして、踏んだり、取って地面にたたきつけたりすると、シューッとほこりのような胞子をまき散らす。
だから、ホコリタケと言う。

これが、胞子をまき散らした後のホコリタケ。
子どもの頃は、私たちは、これのことを「バクダン」と言っていた。
地面にたたきつけて煙のような白いほこり(胞子)を出して、「忍法みじん隠れ!」なんて言って、遊んだこともあったのだ。
何でも遊びにつなげられる子ども時代であった。

今日は、出先で、松の近くの苔の上で、このように2種類のキノコを見つけた。
ヌメリイグチは、結構見かけるのだが、ホコリタケと遭遇したのは、何年ぶりかのことであった。
懐かしい「ババ」と「ホコリ」であった。
子どもの時に覚えたものは、忘れないで、何もかも懐かしいものだなあ。
コメント
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