ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

勝てなかったが、心の中で感動を覚える試合だった~ホーム広島戦~

2017-09-09 23:04:39 | アルビレックス新潟

いい試合だった。
ただ、勝てなかった。
新潟のホーム広島戦は、0-0、スコアレスのドローに終わった。

日中に行われた札幌―磐田戦では、札幌が勝利し、残留争いから抜け出しつつある結果になっていた。
新潟としては、勝ち点では大きく離されているものの、順位ではすぐ上の広島。
勝ち点差を詰める大きなチャンスだった。

前の試合から、中心選手だったチアゴ・ガリャルドを外していた。
チーム内の規律違反ということで、ベンチにも入っていなかった。
そのポジションに代わりに入った、夏に移籍してきた、小川佳純選手がいい働きをした。

前半はまさに五分五分。
後半は、かなり押していた。
ボールが転がって、ついに先取点!…と思ったら、副審はノーゴールの判定。
その判定に、近くで見ていたゴール裏のサポーターたちからは、大きなブーイング。

最後まで足を止めない選手たちの動きはすばらしかった。
なんとしてもホームで勝利を、という強い気持ちが伝わって来た。
惜しむらくは、これがシーズン初めでないこと。
これがそうなら、今季の活躍が楽しみだ、という感想をもったことだろう。

勝てなかったことが真実。
残りは9試合しかない。
しかし、いいサッカーを見せてもらった。
今季加わった選手たちが、新潟という新しいチームで懸命にがんばってプレーしている。
しかも、途中加入選手たちが。
タンキ、大武、磯村、小川…。
彼らにとって、今が勝負の時。
残留争いもあるが、移籍選手たちにとってみても、サッカー選手として勝負の時なのだと思いながら、懸命なプレーぶりに感動を覚えていた。


そして、富澤が負傷退場した後、ピッチに立ったのは、今季の主将で、5か月近く負傷欠場していた大野和成だった。

彼にとっても、感銘のある再出場だったことだろう。
残り試合も少ないが、活躍する姿を見たい。

様々な奮闘ぶりに感心したのだが、結局勝てなかった。
しかし、今日も、Nスタンドのサポーターたちは、戦い終えた選手たちを拍手と歌で迎え、背中を押していた。

残り9試合、何があっても、背中を押し続ける応援を続けよう。
私たちは、その覚悟ができている。

次節もホーム戦。
今度は首位争いをしている鹿島を迎える。
今日のようないい試合を見たい。
そのうえで、勝利をつかんでほしいのだ。
コメント
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