その場所を動けない植物。
それ故に、とんでもないところに生えたりしても生き抜こうとする姿には、時々感銘を受ける。
今日も、12月だというのに、夏の花ホウセンカがこぼれた種から発芽していたものが、冬の近づく中、小さい背丈で小さな花を咲かせていた。
その姿、健気だなあと、しみじみ思う。
つい先日、倒された樹木でも生きようとする、その姿を見た。
9月に強風で倒れたアカシアの木があったことは、ここでも書いたことがあった。
それが、半月後に、人間の手で切られて片付けられ、根元の部分だけが残されていた。
それからさらに2か月たって、その近くを通ったら、ふとむき出しとなった根が気になった。
近寄ってよく見てみると、倒れたままの根を枝のようにして、新たな幹を出そうとしていたのだった。
周囲の立木のアカシアは、みな葉を落として、付けているものは何もない。
だというのに、根から出てきたこれは、葉をつけているのである。
生きようとするたくましさを感じた。
「ボーッと生きてんじゃない」ことが分かる。
これから冬を経て、春には新しく枝を伸ばし葉を茂らすのだろうか?
寒風の中で、思わず「がんばれ!」と声をかけて、その場を去ったのであった。
それ故に、とんでもないところに生えたりしても生き抜こうとする姿には、時々感銘を受ける。
今日も、12月だというのに、夏の花ホウセンカがこぼれた種から発芽していたものが、冬の近づく中、小さい背丈で小さな花を咲かせていた。
その姿、健気だなあと、しみじみ思う。
つい先日、倒された樹木でも生きようとする、その姿を見た。
9月に強風で倒れたアカシアの木があったことは、ここでも書いたことがあった。
それが、半月後に、人間の手で切られて片付けられ、根元の部分だけが残されていた。
それからさらに2か月たって、その近くを通ったら、ふとむき出しとなった根が気になった。
近寄ってよく見てみると、倒れたままの根を枝のようにして、新たな幹を出そうとしていたのだった。
周囲の立木のアカシアは、みな葉を落として、付けているものは何もない。
だというのに、根から出てきたこれは、葉をつけているのである。
生きようとするたくましさを感じた。
「ボーッと生きてんじゃない」ことが分かる。
これから冬を経て、春には新しく枝を伸ばし葉を茂らすのだろうか?
寒風の中で、思わず「がんばれ!」と声をかけて、その場を去ったのであった。