ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

クリスマスで、歌といえば、「(フォーライフ)クリスマス」

2018-12-25 21:24:31 | うた
クリスマス。
洋楽で有名な歌が多いが、クリスマスを歌った日本の曲も多くなった。
日本でも自由にクリスマスを歌うようになったのが、1970年代だったと思う。

強い印象を与えたのが、「(フォーライフ)クリスマス」。

小室等・吉田拓郎・井上陽水・泉谷しげるの4人が設立したフォーライフ・レコード。
その創立1周年を記念して作られた特別なアルバム。
発売する時には、限定何十万枚だったかなあ?限定版というので、購入意欲をあおられたように覚えている。
クリスマスの名曲を、4人がソロで、あるいは4人で一緒に、カバーして歌うものあり。
自作の曲を歌うものあり。
結構楽しんで何回も聴いたものだった。

最初の曲が、「赤鼻のトナカイ」で、「イエ~イ」と言って泉谷しげるが歌い出す。
2曲目が、「お正月」で、「もういくつねると お正月…」と、吉田拓郎が真面目に歌っていた。
3曲目に井上陽水が、自作の「夏願望」という曲を歌い上げる。

ほかにも、吉田拓郎が、「諸人こぞりて」やボブ・ディランの「BLOWIN' IN THE WIND」を歌ったり、泉谷しげるがふざけ半分に「きよしこの夜 星は光っちゃう」と歌っただけでやめてしまう「きよしこの夜」があったりして、楽しかった。
また、ギターだけの「GREENSLEEVES」の演奏も美しかった。
このギターは、石川鷹彦によるものではないのかな?
私のお気に入りであった。

4人のコーラスで歌う曲では、井上陽水の声量だけが非常にありすぎて困ったものもあったのだとか。
マイクから井上陽水一人だけ、だんだん遠く離れていって、最後には室内の壁まで下がってもダメで、後ろ向きに壁に向かって声を出してやっとOKとなったという。

非常に楽しいアルバムだった。
テープに録音したものを教室に持って行って流すと、泉谷の「赤鼻のトナカイ」は、いつも大人気で子どもたちが踊り出したものだった。

このアルバムは、限定版のはずだったのに、その後何回か発売されて、CDでも何度か再発売されているらしい。
ただ、私は、あの時の感激や楽しさを忘れたくないせいか、CDの買い直しはせずに、レコードで持っているだけなのだが。

クリスマス。
クリスマスの歌、といえば、一番初めにこの歌たちが入ったアルバムを思い浮かべる私である。

コメント
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