サッカーJ2リーグ第19節、ブラウブリッツ秋田対アルビレックス新潟。
月曜日の夜の試合って、どういうこと?
土曜日にさっさと試合を済ませた京都と磐田はそれぞれ勝って、1位・2位をキープした。
前節誤審もあって、3位に落ちた新潟としては、今日の段階で勝ち点で4の差をつけられている。
だから、今日の対戦相手秋田との一戦は、アウェイながら負けるわけにはいかない。
その秋田は、昨季J3で圧倒的な強さで優勝し、J2に上がってきたチーム。
今季も、上位チームに対して勝利したり引き分けたりと、侮れない相手。
「フットボール批評」今月号でも、「秋田から吹く熱風 ノーザンストーミングフットボール」という記事が掲載されている、特徴のあるチーム。
走力や守備に特化したトレーニングを行い、それを武器にした戦いを挑んでくる。
おまけに、その武器を発揮しやすいように、スタジアムの芝も長くしたうえ、水もまかないようにしているというのだから、始末が悪い。
さて、今日の試合。
驚くべきことに、新潟のスタメンに、本間至恩の名がなかった。
前節先発の谷口とともに、ベンチスタート。
代わりに、三戸と星を先発とした。
試合が始まると、新潟の選手たちの蹴るパスのボールが走らないこと。
だから、秋田の選手たちがそこに付け込んで、ゴリゴリと突っ込んでくる。
キックしたボールが、味方に届く前に、秋田の選手がかっさらいに来る。
そして、新潟のプレーの流れをブツブツと切っていく。
パスがうまくつながって、攻撃していく妙を楽しむのがサッカーでもあるのに。
なるほど、琉球の樋口監督が「秋田ははっきり言ったらサッカーをしないというか、前に蹴ってそこでファウルをもらったり、スローインを取ったりと、ぶつ切りの試合ですよね」というだけある。
しかし、新潟の選手たちも、自分たちのつなぐサッカーを貫こうとする。
新潟のボール支配率が、前半76%。
若い三戸も奮闘していた。
前半だけで、ファウルや強いボールが当たって、3度も倒れてしまった。
3度目には、あごに当たってむち打ち症のようになったのだろう。
43分で交代せざるを得なくなった。
代わって出場したのが、満を持していた本間至恩。
ひと月半前にも、三戸が退場した折、ゴールを決めた至恩。
今回も、三戸以上に鋭い動きで、ゴール前に迫った。
前半のアディショナルタイムで、高木からのゴール前へのボールに触れて、見事に先取点を挙げた。
後半にも、矢村へのラストパスを決めて、1ゴール1アシストの活躍ぶりだった。
後半の開始直後など、秋田の強度を上げた攻撃姿勢に手を焼いたところもあったが、チームとしてよく連携して、最後のゴールを割らせなかった。
もっとも、後半89分に、フリーキックから1点を返されたように見えたが、そこはオフサイドの判定だった。
ラッキー。
2-0の快勝。
ああ、前節の副審もこうやって正確に見てくれていたならば、今頃まだ首位だったのに…って、それは言わないことにしよう。
アルベルト監督も、試合前日「どんな障壁も乗り越え、勝たないといけない」と言っていたからね。
舞行龍に代わってセンターバックを務めた早川文哉は相手をしっかり抑えたし、長らく休んでいたロメロフランクも、交代出場して存在感を見せた。
難敵に対し、チームの力を結集し、自分たちのサッカーを貫き勝利した新潟。
気持ちのよい勝利であった。
次節は、今度は土曜日の試合となる。
休む時間が多少短いが、いろいろな選手が期待でき、それぞれ出番を待っている。
勝ち続けていくことを期待しよう。
Visca Albirex !
月曜日の夜の試合って、どういうこと?
土曜日にさっさと試合を済ませた京都と磐田はそれぞれ勝って、1位・2位をキープした。
前節誤審もあって、3位に落ちた新潟としては、今日の段階で勝ち点で4の差をつけられている。
だから、今日の対戦相手秋田との一戦は、アウェイながら負けるわけにはいかない。
その秋田は、昨季J3で圧倒的な強さで優勝し、J2に上がってきたチーム。
今季も、上位チームに対して勝利したり引き分けたりと、侮れない相手。
「フットボール批評」今月号でも、「秋田から吹く熱風 ノーザンストーミングフットボール」という記事が掲載されている、特徴のあるチーム。
走力や守備に特化したトレーニングを行い、それを武器にした戦いを挑んでくる。
おまけに、その武器を発揮しやすいように、スタジアムの芝も長くしたうえ、水もまかないようにしているというのだから、始末が悪い。
さて、今日の試合。
驚くべきことに、新潟のスタメンに、本間至恩の名がなかった。
前節先発の谷口とともに、ベンチスタート。
代わりに、三戸と星を先発とした。
試合が始まると、新潟の選手たちの蹴るパスのボールが走らないこと。
だから、秋田の選手たちがそこに付け込んで、ゴリゴリと突っ込んでくる。
キックしたボールが、味方に届く前に、秋田の選手がかっさらいに来る。
そして、新潟のプレーの流れをブツブツと切っていく。
パスがうまくつながって、攻撃していく妙を楽しむのがサッカーでもあるのに。
なるほど、琉球の樋口監督が「秋田ははっきり言ったらサッカーをしないというか、前に蹴ってそこでファウルをもらったり、スローインを取ったりと、ぶつ切りの試合ですよね」というだけある。
しかし、新潟の選手たちも、自分たちのつなぐサッカーを貫こうとする。
新潟のボール支配率が、前半76%。
若い三戸も奮闘していた。
前半だけで、ファウルや強いボールが当たって、3度も倒れてしまった。
3度目には、あごに当たってむち打ち症のようになったのだろう。
43分で交代せざるを得なくなった。
代わって出場したのが、満を持していた本間至恩。
ひと月半前にも、三戸が退場した折、ゴールを決めた至恩。
今回も、三戸以上に鋭い動きで、ゴール前に迫った。
前半のアディショナルタイムで、高木からのゴール前へのボールに触れて、見事に先取点を挙げた。
後半にも、矢村へのラストパスを決めて、1ゴール1アシストの活躍ぶりだった。
後半の開始直後など、秋田の強度を上げた攻撃姿勢に手を焼いたところもあったが、チームとしてよく連携して、最後のゴールを割らせなかった。
もっとも、後半89分に、フリーキックから1点を返されたように見えたが、そこはオフサイドの判定だった。
ラッキー。
2-0の快勝。
ああ、前節の副審もこうやって正確に見てくれていたならば、今頃まだ首位だったのに…って、それは言わないことにしよう。
アルベルト監督も、試合前日「どんな障壁も乗り越え、勝たないといけない」と言っていたからね。
舞行龍に代わってセンターバックを務めた早川文哉は相手をしっかり抑えたし、長らく休んでいたロメロフランクも、交代出場して存在感を見せた。
難敵に対し、チームの力を結集し、自分たちのサッカーを貫き勝利した新潟。
気持ちのよい勝利であった。
次節は、今度は土曜日の試合となる。
休む時間が多少短いが、いろいろな選手が期待でき、それぞれ出番を待っている。
勝ち続けていくことを期待しよう。
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