ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

いろいろ楽しんだが、やっぱり勝利が一番 ~ホームレノファ山口戦~

2021-10-09 22:33:33 | アルビレックス新潟
勝利はやっぱりいいなあ。
前節が、0-1とはいえあんなにひどい負け方をしただけに、今週は暗い気持ちで過ごした新潟人がなんと多かったことか。


もう、J1昇格うんぬんよりも、サッカーの試合そのものを楽しもう、という気持ちでスタジアムに入った。
でも、やっぱり、応援するチームが勝つことほどよいことはないなあ。

第33節は、ホームでレノファ山口戦。


試合前、さすが新潟サポーターだなあと思ったのは、サポーター席のNスタンド中央のこの掲示。

「俺達と共にゴールを奪え!」
「打ち破れ」「#7谷口」

前節PKを止められ、敗戦の責任を一身に背負っていた谷口への横断幕。
いいなあ、これ。
きっと谷口を勇気づけ、意気に感じるだろう。


いいなあ、と思ったのは、選手入場後試合直前のセレモニー。
藤原と至恩のJリーグ通算100試合出場を記念した花束贈呈。
山口出身の藤原が、山口出身のあこがれの先輩ということで、
同様に体は小さくても切れのあるプレーをするあこがれの先輩ということで、
2人とも、チームメートの田中達也から花束を受け取っていたのだ。

あー、田中達也!
セレモニーではなく、試合で躍動する雄姿を見たいのだが…。


話題は、高木善朗と高木大輔の兄弟対決。
互いに精一杯のプレーを見せていた。
大輔がイエローカードをもらったのは、兄の善朗へのプレーだった。
善朗が交代でピッチを去る際には、大輔が善朗に手でタッチを求めていた。
兄弟のかかわりが興味深く楽しく見えた。
父・豊さん、見てくれたかな、兄弟対決。


さて、試合。
前半は山口のものだった。
入りからパワー全開という感じ。
ヘディングシュートがゴールポストをたたくシーンもあり、肝を冷やした。

押され気味の展開の中で、今日は、先発の至恩の動きがすこぶるよかった。
シーズン前半のようなどん欲なプレーが、攻守にわたって見られていた。
ところが、その至恩が、前半43分、ピッチに倒れ込んだまま立ち上がれなくなってしまった。
ハムストリングあたりを痛めてしまったのだろうか。
担架に乗せられて退場してしまった。
今後しばらく試合に出られないのではないだろうかと心配だ。


その至恩に代わって起用されたのが、三戸舜介。
彼も、キレキレの絶好調だった。
後半は、彼をうまく使ったカウンターが威力を発揮した。
62分、スピードのあるドリブルでペナルティエリアに進入すると、、キーパーまでかわし、ゴール前の鈴木へラストパス。
鈴木がそれをきちんと決めて、新潟、貴重な先制点&決勝点。


この鈴木がヒーローインタビュー。
「ホームの試合で、ゴールを決められ、勝ててうれしい」
と言いながら見せたスマイルに魅せられた新潟ファンは多かったのではないだろうか。


なにはともあれ、勝利はいいもんだ。
選手たちも、サポーターたちも、みんなニコニコ顔で勝利の余韻にひたっていた。


残り9戦。
こんなふうに、気持ちのいい試合を最後まで続けてほしいものだがなあ…。

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コメント
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