コンポストから出したたい肥の中に混じっていたのだろう。
スイカの種。
8月下旬に、庭の一角に芽を出して、伸び始めた。
葉とツルを増やし、先端の方には花を咲かせるようになった。
雄花と雌花が同時に咲いているときに、何度か受粉を試みた。
しかし、その試みはいずれも失敗に終わった。
雌花の子房がふくらんでいくことはなく、枯れていくばかりだった。
まあ、9月も日が過ぎていくばかりだから、実がなることはあきらめよう、花をながめて楽しむだけにしよう、と思うことにした。
茎や葉は意外としぶとく、10月になっても四方にツルを伸ばしていたスイカ。
さすがに、10月中旬になって、この寒さで元気を失った。
もうそろそろ終わりだなと思って、ツルを引いてみると、草の生い茂っている辺りで、妙な引っかかりがあった。
ん?
と思って、草をどけてみると、
なんと!!?
そこには、スイカの実がなっていたのだ。
スイカの実と言いながらも、その大きさはソフトボールの最も大きなものをひと回り大きくしたくらいのサイズでしかなかったけれども。
でも、がんばって実をつけたのだなあと思え、うれしくなった。
この時期の実だし、大きさだって小さいから、きっと食べてもおいしくはないだろう。
だけど、せっかくがんばって実をつけてくれたのだから、漬け物にするなどして、何らかの形でいただくことにしよう。
スイカの種。
8月下旬に、庭の一角に芽を出して、伸び始めた。
葉とツルを増やし、先端の方には花を咲かせるようになった。
雄花と雌花が同時に咲いているときに、何度か受粉を試みた。
しかし、その試みはいずれも失敗に終わった。
雌花の子房がふくらんでいくことはなく、枯れていくばかりだった。
まあ、9月も日が過ぎていくばかりだから、実がなることはあきらめよう、花をながめて楽しむだけにしよう、と思うことにした。
茎や葉は意外としぶとく、10月になっても四方にツルを伸ばしていたスイカ。
さすがに、10月中旬になって、この寒さで元気を失った。
もうそろそろ終わりだなと思って、ツルを引いてみると、草の生い茂っている辺りで、妙な引っかかりがあった。
ん?
と思って、草をどけてみると、
なんと!!?
そこには、スイカの実がなっていたのだ。
スイカの実と言いながらも、その大きさはソフトボールの最も大きなものをひと回り大きくしたくらいのサイズでしかなかったけれども。
でも、がんばって実をつけたのだなあと思え、うれしくなった。
この時期の実だし、大きさだって小さいから、きっと食べてもおいしくはないだろう。
だけど、せっかくがんばって実をつけてくれたのだから、漬け物にするなどして、何らかの形でいただくことにしよう。