ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

アルビレックス新潟、トレーニング再開

2022-01-31 20:34:03 | アルビレックス新潟
サッカーJ2アルビレックス新潟を襲ったCOVID-19感染症。
1月17日に選手1名が感染症の陽性、翌18日(火)に濃厚接触者が7名と判定され、高知でのキャンプが一時休止となっていた。
19日からの休止期間内には、選手・スタッフ・クラブ関係者合計50名が濃厚接触者として認定されたり陽性判定者が複数発生したりする状況となってしまった。
よりによって、高知入りしてすぐに、こんな苦境に陥るとは、なんという不運。
選手やスタッフは、キャンプ入りの数日前から、慎重に予防策を講じていたというのに。

それ以降、あちこちのチームのキャンプ情報が流れているが、新潟だけは、選手もチームスタッフもホテル内の自室で待機ということで、まったく情報が入ってこなかった。

このたび、10日間の隔離期間が経過することから、自室待機していた選手やクラブ関係者で陰性診断を受けた人から、29日の午後からトレーニング再開となった。

チームのツイッターには、次のような記事が載った。



また、ホームページでも、チームとして、次のような謝罪文が載っている。
トレーニング再開に至るまで、所轄の保健所の皆様をはじめとした自治体の方々の適切なご指示や、医療従事者の皆様やホテル関係者の皆様にご尽力をいただきましたことに、深く感謝申し上げます。また、当クラブをご支援いただいている皆様に、ご心配をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。

わざわざ他県に行って、そこでクラスター発生だから、謙虚に謝まる行動は大切だ。

それにしても、他チームがチーム作りのために充実したトレーニングの時間を過ごしている間に、自分たちは自室でおとなしくしているだけ。
選手たちの焦りはどれほどのものだっただろうかと思う。

だが、SNSが使えるこの時代だから、選手やスタッフ間では端末を使って十分な連絡は行っていたらしい。
そして、選手たちからも、サポーターに対する配慮が見られた。
ツイッターやインスタグラムなどで、発信してくれた選手たちが何人もいた。
田上選手のインスタグラムによる、自室待機の1日の様子の紹介などは、「よくやってくれた!」と、ありがたく思えた。

いずれにしても、他チームに比べて2週間の遅れがあるし、体力づくりや戦術の練習などは、なかなか進まないだろう。

チームの遅れと全国の感染急拡大の現状から、今日は、キャンプ日程の変更が公表された。
当初は、1月17日(月)~2月5日(土)を、高知で1次キャンプ
そして、大阪で2月8日(火)~2月12日(土)に、2次キャンプ
という予定だった。
それを変更して、2月11日(金)までずっと、高知でキャンプを続けることにしたとのこと。

懸命な判断だと思う。
ただ、残念なのは、
高知キャンプトレーニング期間中は、報道関係者も非公開となります。対面でのご取材も控えさせていただき、オンラインでのご取材対応のみとさせていただきます。
ということ。
これでは、チームの情報が入りにくくなるはず。
これは、応援する側として、ちょっとつらい。
 
だけど、選手から情報発信してくれる選手もいる。
島田譲選手は、インスタグラムで、
外の空気も、芝生の匂いも、仲間の声も、ボールの感触も本当最高でした!
僕らの為に尽力して頂いた全ての方々に心から感謝します。
この環境に感謝して、開幕に向けてベストを尽くしますRestart!!!!!!

と書いていた。

とにかく、遅れたスタートにはなったけれども、徐々にチーム力を高めていってくれれば、と思う。
開幕後、序盤の試合では思うようにいかなかったりするかもしれないが、まずはあせってけがをしたりすることがないようであってほしい。

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コメント
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