いやあ、本当によかった!
昨日のルヴァン杯。
プレーオフ第2戦、ヴィファーレン長崎1ー1アルビレックス新潟。
2試合合計で3ー2、新潟の勝利。
第1戦は逆転勝ち、第2戦は先制されてからの同点劇。
2試合とも、アルビの選手たちの意地を感じた。
そして、いかなる事情があろうと、「てっぺんを目指す」という心意気も。
大規模なターンオーバーができる長崎。
けが人が多く、登録メンバーも2人少なく、
一部のメンバーしか代われない新潟。
前半は0ー0だったが、後半に先制を許し、トータルで同点に追い付かれたとき、すでに後半の残り時間は20分を切っていた。
疲れのたまった選手たちだから、焦りの色が濃くなってもおかしくなかった。
だが、アルビの選手たちは、自分たちの戦い方を貫いていたのがすばらしいと思った。
80分、秋山から鋭いボールがゴール前に上がると、鮮やかな長倉のヘッド一発!
超人の名がふさわしい長倉の2試合連続ゴールで、再び2戦合計でリードした。
このリードを、ただ自陣に閉じこもるのではなく、ボールを保持して極力相手陣内でプレーするよう、全員で意思を統一して守り切った。
アルビレックス新潟、見事準々決勝進出!
試合終了後、GK阿部航斗が、男泣きしているのが映し出された。
第1戦、満を持して出場に備えていたのに、まさかスタッフのミスで出場できなくなるなんて。
その試合、代わりに出場した吉満が、好プレーで勝利に貢献していた。
この第2戦で先発した航斗がゴールを許すようだと、チームは次のステージに進めなくなるし、外野からは「なぜ好調な吉満を使わなかった」と責められることが必至だった。
ある意味追い詰められた試合出場だったことだろう。
1点は許したものの、無事に勝利に貢献することができ、ホッとしたものがあったのだろう。
あの涙にはジンときた。
この試合をどうしてもライブ観戦したくなり、急いでネット契約したため、見ることができたのは、ほぼ後半からだった。
でも、チーム一丸のプレー、超人長倉のヘッド、アルビの勝利、航斗の涙、…すばらしいものをたくさん見ることができ、満足感いっぱいだった。
帰ってすぐ、実質中1日で天皇杯北九州戦。
過酷な日程だが、チーム力で勝利を!
Visca Albirex !!!