「月が変わったから、ツキを変えたい」
そんな思いもあってか、体調不良ながら熱が平熱になっているので、咳は時折出るが少し気分転換したいという妻のリクエストで、久々に短時間出かけてみることにした。
6月といえば、新発田ではあやめまつりが行われる月。
今年は、6月12日(水)~6月23日(日)がその期間と発表されている。
日本四大あやめ園の一つに位置づけられる五十公野(いじみの)公園あやめ園。
面積1.8ヘクタールの敷地に、約300品種60万本のアヤメ(ハナショウブ)が咲き競います。5月中旬からアヤメが咲き始め、下旬にはカキツバタ、そして6月上旬からハナショウブが見頃を迎えます。園内の多くはハナショウブのため、一番華やかな時期に絞って「しばたあやめまつり」が開催されます。
それなら、今は、どんななのだろう?と、昨日そのあやめ園をうろついてみた。
その手前、升潟からあやめ園に向かうところでは、紫と黄色の花が見られた。
先ほどの案内文を参考にすれば、これは、きっとカキツバタとキショウブ。
特に、キショウブが元気に咲いていた。
園内のあやめ畑は、まだほとんどつぼみすら見られなくて、
咲いていたのは、ここだけ。
「長井山紫水明」という品種。
だけど、奥の方に行ったら、こんなピンクのきれいな花が咲いていた。
結構いいね。
ほかには、ごく一部、一つだけ白いものを見つけた。
あやめ関係の花見は、もうこれで終わり。
あとは、小さな池にスイレン(ヒツジグサか?)が咲いていた。
これがなかなか美しかった。
花が開いているのは、もちろんきれい。
だが、今回は、つぼみがかわいいな、と思った。
まるでたまごのようなふっくらした形。
それに加え、ちょっぴり中が見えるのがいい。
ゆでたまごみたいだね。
そのほかに、当然のようにいくつか野草の花も見てきた。
黄色いキツネノボタンの花。
紫色のタツナミソウの花。
ツルアリドオシの白い花。
ヤマツツジの赤い花。
あやめまつりまでまだ10日以上も前なので、さすがにその花見には早すぎたようだ。
だが、こうして野草の花見も楽しめたから、OK。
短時間だったが、いい気分転換になった。
…とはいうものの、お出かけのせいか、夜にはまたちょっぴり微熱が出た妻であった…。