昨夜は、遠方で用があって、試合中継はLIVEで見られなかった。
その用がほぼ終わったとき、スマホで途中経過を確認したら、試合は後半の30分を過ぎた辺りであった。
えっ!?アルビ、名古屋に負けてるじゃないか。
しかも、0-2。
ありゃまあ…、じゃあこのまま負けちゃうのか?
1点くらい返してくれよ、と思った。
ところが、しばらくして見たら、今度は0-3になっていた…⤵
試合の前半に先制されて、前半の終了間際に追加点取られて、後半の終盤近いところでダメ押し点…。
勝つ方としては、理想的な得点の積み重ね方だな。
でも、負ける方としては、落ち込むなあ…。
この試合、そんなにガタガタのダメな試合だったのか…???
昨夜は帰りが遅くなったので、今日になって、DAZN視聴。
音を消して解説の声を聞かず、試合そのものをじっくり(でもないか)見るようにした。
試合開始から、名古屋の圧が強い。
新潟対策をした他チーム同様、前からボールを追いかけてくる。
ただ、他チームよりも強度が強い印象。
スピードがある選手が多いせいか、パスで相手を振り切ることができない。
それでも、15分くらい我慢すれば、動きつかれた相手を振り切ることができるはず。
だが、ちょうどそのくらいの時間が終わりそうなころ、失点してしまった。
サイドからセンタリングを上げられると、飛び込んできた選手に高い打点からヘディングされると、GK小島の手が届かないところに飛んで行ったボールがゴールネットを揺らしてしまった。
うーん、これは仕方ない。
ヘディングした相手をほめるしかない。
悔やむべきは2失点目だろう。
1点ビハインドとなった新潟は、追いつくべくそれなりに前がかりに攻めていた。
だが、そのときは、こちらのボランチがボール奪取され、それをすぐさま前線の永井に送られてしまった。
彼のスピードは半端ない。
こちらも守りのスピードはあるはずのDFトーマス・デンが振り切られてしまった。
GK小島も防げず、痛い失点。
前半のスタッツを見ると、なんと枠内シュート0本。
これでは勝てないなあ。
ハーフタイム後、それなりに互角の展開が続いた。
ここで次の1点を取れれば、まだ新潟にも希望が持てたのだ。
その希望のために、松橋監督は、前線を3人替えして攻撃力アップを図った。
だが、皮肉にも次の得点は、やっぱり名古屋。
カウンターから、やや遠目から打ったシュートは、左利き特有のカーブを描いてゴールの外からゴールの中へ吸い込まれていった。
あー…。
でも、これも仕方がない。相手のシュートが絶妙だった。
0-3となったアルビだが、あきらめずに懸命にボールを追った。
ボールがバーに当たったり、何度も相手GKのスーパーセーブにあったり。
選手たちは一生懸命に戦っていたのがよく分かった。
昨夜負けたのを知ったときに思ったような、ミスでガタガタのニイガタではなかった。
失点も3点はいずれも相手の名古屋の選手の個人技がよかった。
新潟は、チャンスも作ったが、今季よくあったように「決めきる」ことができなかった。
これには、名古屋の個々の選手の動きが予想外によかったことや、新潟以上に異常に蒸し暑かったコンディションが影響したのじゃないか、と思う。
追いつけずに失点を重ねたから、惨敗に見えただけのことだ。
試合後のスタッツを見ても、後半はシュート数、枠内シュート数ともに完全に名古屋を上回っていた。
(あれ?名古屋の枠内シュート数が前半終了時も後半終了時も同じ6って、ヘン!枠内に行ったから得点が1増えたはず。せめて7にならなきゃオカシイのでは??)
0-3のスコアほど惨敗だったわけではない。
決してすべてが悪かったわけじゃない。
悪いところは修正し、改善すればいいのだ。
リキさん(松橋監督)が言ったように、「こういうゲームもあるだろう」と割り切って、また次の試合に臨んでほしい。
すぐに来る次の試合は、日曜日のホーム神戸戦。
ホームで負けるのは見たくない。
首位を争うチームに対しては強いことを証明してもらおう。
Visca Albirex !!!