ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

難敵熊本をウノゼロで下す ~2022ホーム熊本戦~

2022-08-20 22:36:18 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグ、第32節。
新潟は、ホーム、ロアッソ熊本戦。

前節は、火曜日に横浜FCが延期された群馬戦に勝って、首位に浮上した。
アルビレックス新潟は、勝ち点差1の2位で今日の試合を迎えている。

今季開幕以来負けがなかったホーム戦だが、6月の第22節の秋田戦でホーム戦10連勝を果たした後、ホームで勝ちがない。
と言っても、1分け2敗。
この間、アウェイでは、4勝2分け1敗。
トータルで見ると、4勝3分け3敗と、そんなに悪くないのだが、多くのサポーターが来場するホームではしっかり勝利する姿を見せてほしいと思っていた。

今日の試合、絶好調のFW鈴木孝司が、前節の試合で脚を痛めて欠場。
代わりに、第25節の後半に出場したFW谷口が、ずっと怪我で出られなかったのだが、先発出場を果たした。

谷口にとって、熊本は前所属のチーム。
恩はあるが、今は新潟に欠かせない選手。
なのにしばらく欠けていたわけだから、やっぱり活躍してもらわなくては。

その期待のとおり、谷口は、1試合を通してよく走り、勝利に貢献してくれた。
試合は、1-0、俗にいうウノゼロで新潟が、2か月ぶりにホーム戦で勝利した。
その1点は、小見が決めたものだが、ラストパスを出したのは谷口だった。
鈴木と同じようにFWとして貴重な選手だということを証明する試合でもあった。
自身でも打ったシュート数は5。
惜しいものもあったし、鈴木が怪我でもそん色ない働きをしていた。
これからも、鈴木と並んで、大切な存在だということを見せてくれた。

そして、初めて目の前でトーマス・デンのプレーを見た。

一言で言うと、実に
いい!
間違いなく、すばらしい「夏の補強」だ。
ボールを取られない、ミスもほとんどない、競り負けない、スピードでも負けない、迫る相手をターンでかわす、パスも魅力的だ。
どの姿にも、頼りになるセンターバックだと分かった。
入団してからここまで長い時間を要したが、よく故障を治して、戦力となってくれた。

1-0というスコアは怖い。
何かちょっとしたアクシデントで得点が入ってしまう。
どうか「潟り」ませんように、と祈った。
相手の攻めをしのぎながら、後半も75分を過ぎると、新潟はもっぱら熊本の背後をねらって攻め入った。
その組織的なチームプレーが、攻守に本当に見事だった。
それでも、その後は互いに得点はならず、そのまま試合は終了。


新潟が、勝ち点3をゲットした。
試合後は、みんなで明るく輝くプラネタスワンでお出迎え。


ヒーロー、小見は、「ボクが得点を決めれば勝てると思う」と,若者らしく力強く語っていた。


今日は、横浜FCは4位岡山を1-0で下し、首位を守った。
3位の仙台がJ2残留争い渦中の群馬に0-1で敗れ、2位新潟との勝ち点差は7に広がった。
J1自動昇格圏の2位までの横浜FCと新潟が勝利したために、少し3位と差が開いた。
だが、油断は禁物だ。
1試合1試合、すばらしいプレーを展開し、目指すところに向かって行こう。

Visca Albirex !


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