ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

接戦に次ぐ接戦 今年の日本シリーズは面白い

2021-11-24 22:19:13 | スポーツ
今年のプロ野球日本シリーズは面白い。
なにしろ接戦が多く、試合終了までどちらが勝つか分からない。
今日の試合も、2-1でヤクルトの勝利となったが、1点をめぐる攻防が繰り広げられた。
この4試合、
4-3
2-0
5-4
2-1
と、スコアだけ見ても、1点差試合が3つ、2点差が1つ。
逆転や同点、勝ち越しなど、スリリングな展開の試合ばかりだ。

1点を争う試合でも、不用意な四球やエラーが失点に結び付く場面もある。
魅力的な一発のホームランで試合がひっくり返ったり、追いついたりすることもある。
緊張感があふれて、見ていて本当に面白い。

接戦が多い理由に、ヤクルトもオリックスも、先発投手が責任を果たしてしっかり試合を作っていることが上げられる。
そして、その後に出てくる投手たちも、自分の役割を全うしようとよい働きをする選手が多い。
どちらのチームも前年度リーグ最下位だったのに、よくここまで投手力を整備して優勝にこぎつけたものだ、と感心する。

ヤクルト、去年は、打撃はそこそこ怖さがあったが、投手力が弱く、打っても打ってもそれ以上に点を取られて負ける試合が多かった。
高津監督は、今年2年目だが、見事に投手力の課題を克服してきたのはさすがだった。
高津監督は、かつて独立リーグBCリーグの新潟アルビレックスBCの選手兼監督として新潟を率いたことがある。
新潟がBCリーグで優勝したのは、その高津監督のときだけだった。
その手腕を、NPBでも見事に発揮している。
今年後半の猛烈な追い上げによるセ・リーグの優勝は、すごかった。
CSも簡単に制して、日本シリーズに入っても、その勢いはなかなか止まらない。
今日の試合で3勝1敗となり、優勝に王手をかけた。

「絶対大丈夫」という言葉は、選手たちを勇気づけるいい言葉だなあと思う。
新潟にいた時も、こうして選手たちを励ましてきたから、好成績を収めていたのだろう。

だが、このまますんなりヤクルトがシリーズを勝ってしまうようでは、パ・リーグを制したオリックスのすばらしい戦いぶりが薄れてしまう。
これから、もうひと踏ん張りして、もう少しこの、例年にない接戦の試合を続けてほしいと思う。

接戦の、いい試合を見るのは、楽しい。
明日以降も、両チームの好試合を期待したい。

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