今日は、12月23日。
あと1週間余りで今年も終わりだ。
実は、昨日の日付になるのだが、
「12月22日」
というタイトルの歌がある。
歌っていたのは、泉谷しげる。
あのフォーライフレコードに移ってから初めて彼が出したLPが「家族」というアルバムだった。
その中に入っていたのが、この「12月22日」。
その曲を聴くと、これは泉谷がどこかの会場でギター1本で歌っていたのを録音したものらしい。
アップテンポで、乗りやすい曲だ。
だから、ギターストロークに合わせて、聴衆も拍手をして、会場が非常に盛り上がっているのが分かる。
曲の最初から最後まで、泉谷の元気なボーカルで盛り上がりが続く。
このアルバム「家族」の中で、私はこの「12月22日」が一番好きだった。
アルバムに入っていた歌詞を見てみる。
だが、歌詞を見ても、なぜこの曲が「12月22日」というタイトルなのかは分からない。
当時のラジオ番組では、「12月22日に歌ったから」と、泉谷本人が言っていたように思う。
当時の私の友人の一人は、「別なタイトルを付けて泉谷が歌っていたぞ」と教えてくれたこともあった。
もう真偽のほどは分からない。
なにしろ、もう半世紀近くも前に出されたアルバムの中の1曲に過ぎないのだから。
まあ、それはともかく、
「良い時ばかりの夢を追うから 隙間だらけのつきあいになる」
「笑うことだけをほしがる人って それほどにやさしくない人さ」
「迷わずに愛せるなんて あまりにも欲がないよ」
このヘンのフレーズ、好きだなあ。
だから、50年近くも前の(1976年のだからね)若いときに聴いていた曲を、それこそ「迷わずに歌えるなんて」、われながら笑ってしまうよ。
…ということで、「12月22日」という曲の話でありました。
ところで、この「12月22日」、YOUTUBEで「12月22日 泉谷しげる」で検索してみたら、本人歌唱ではないが、頭部は似ているオッサンがカバーして歌っている映像を見つけた。
だけど、う~ん、これでは乗れないなあ。
今イチなんだけど、泉谷本人ではなくても、どんな歌か分かるから、ありがたい…ということにしておこう。
気になった方は、興味本位でどうぞ検索を。