ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

天皇杯は3回戦で散る

2018-07-11 23:18:13 | アルビレックス新潟
週の半ば、サッカーの試合があった。
天皇杯3回戦。
新潟は、FC東京と対戦。
幸運なことに、新潟で試合が行われたので、迷ったが応援にに行った。

今季は、J2とJ1に分かれたというのに、3回目の対戦だ。
ルヴァンカップの予選リーグで1勝1敗だったのだ。
J2の新潟は先週土曜日にも毎週試合をしているが、J1のFC東京はW杯期間中はしばらく試合がなかった。
試合の疲れがある新潟と試合勘の鈍ったFC東京。
さて、どちらが試合の主導権を握れるか?

新潟は、久しぶりにスターティングメンバーに名を連ねた選手も多かった。

GK大谷、DF川口、MF坂井、MF伊藤優汰、FW小川。
彼らの出来がこの試合の勝敗を握ると見た。

序盤は、意外とまったりした感じの試合になった。
なんというか、J1仕様の試合なのだ。
J2は、ガツガツ来る感じの相手が多いのだが、J1のチームはスマート(?)な感じがする。
今の新潟に大変合っているような気がした。

そう思っていたら、先制したのは新潟。
久々に先発出場した坂井が、W杯の乾ばりの角度からゴールを決めた。

よし!
…と思ったのも束の間、その3分後に同点ゴールを決められてしまった。
それでも、前半は、互角の戦いぶりに期待は膨らんだ。


いつも後半の入りで失点するのだとなあ…と警戒心をもって応援していたのだが、その予感は当たる。
56分に攻め込まれ、こちらの右側から攻められゴール前に飛び込んだディエゴオリベイラに決められてしまった。
こうなると、続けて失点するのが今季の新潟。
60分にも同様な攻めで同じ選手に決められてしまった。
1-3。

ここから新潟の選手たちの足が止まった。
東京の選手たちにボールを取られるわ、キープされるわ、あまりチャンスの芽がない。
やはり久方ぶりの出場となるブルーノ・メネゲウや端山豪が交代で出たが、効果なし。
頼りになるのは、やっぱり左サイドの安田。
でも、そこからボールが出ても、決め手がない。

結局試合はそのまま1-3で終わってしまった。

今日の観客数は、なんとたったの2,315人。
これでは、日曜日のリーグ戦も観客動員は少なさそうだなあとも思った。

今日は、しばらくぶりに出場した選手たちの動きから、誰がどの程度「使える」か、わかったことが、最大の収穫かもしれない。
ただし、その選手たちに過大な期待はできないともわかった。
新戦力がほしいなあ、快足の。
そんなことも思いながら帰ってきた、さびしい敗戦でもあった。
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錦織の戦いぶりに驚嘆!

2018-07-10 21:59:34 | スポーツ
錦織、すごい!

昨夜は、たまたま見ていたテニスのウインブルドン選手権、男子4回戦。
錦織の相手は、世界ランク138位のエルネスツ・ガルビス(ラトビア)。
錦織は世界ランク28位だし、勝つのじゃないかと安易に思っていた。
ところが、以前は世界10位にランクされたこともあり、3回戦では世界ランク4位の選手を破って勝ち上がったという相手だった。
テレビ放送を見ていたら、身長198cmの長身から打ち下ろすサービスが「ガルビス半端ないって!」
ものすごい速いサービスが、ズバズバ決まる。
セカンドサービスになっても、大きく変化するサービスは本当に取りにくいものだった。
だから、相手のサービスゲームは、ノーチャンス。
自分のサービスゲームは、3回戦とは違ってミスが多く、いつ破られてもおかしくないゲームが続く。
案の定、第1セットは途中で一度サービスゲームをブレイクされたのが致命傷となり、4-6で落とした。

第2ゲーム前には、錦織は右上腕の調子がよくないようで、メディカルタイムアウトを取り、トレーナーに見てもらい、テーピングを外してマッサージを受けたりしていた。
こんな様子だと、第2セットはもっとあっという間に取られてしまうかもしれないなあと思った。
思った通り、相変わらず相手のサービスゲームは、ノーチャンス。
ただし、サービスゲームは、意外と粘って、競りながらかろうじてキープ。
タイブレークに持ち込んだものの、相手のサービスをブレークすることは難しいだろうと思ったのに、最初にブレークしたのは錦織。
2本続けてブレークしたのを生かして、タイブレーク7-5で逃げ切り、第2セットを7-6で奪い返した。
ここまで見ただけで、すごいと思った。
相手のサービスゲームにこれだけやられると、普通はメンタルで参ってしまうものだ。
おまけに、腕の具合が悪いのでは、試合を諦めても不思議はないはずだ。
なのに、タイブレークに持ち込み、相手のわずかの隙を見て得点を重ねていくことに、感心した。

具合がよくないのによくがんばれたものだ。
あとは寝不足になるから、ここでもう寝ることにしよう、と私はここでもうテレビ視聴をやめて床についた。

朝起きて、携帯で結果を調べると、なんと勝ったという。
続く第3セットもタイブレークで、12-10で取り、第4セットは6-1で勝ったとのこと。
再びタイブレークに持ち込み、セットポイントを握られたこともありながら、しのいで12-10。
すごい勝ち方だ。
さすが元世界ランク4位の、テニス界の実力者だと舌を巻いた。

錦織自身初のウインブルドンベスト8。
これで、4大大会すべてベスト8以上進出のキャリアができた。
そして、松岡修造以来23年ぶりのウインブルドンのベスト8。
強い錦織、復活!
これからも活躍を続け、私たちをわくわくさせてほしいなあ。
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梅雨は明けたが、RUNにはむしろ厳しい

2018-07-09 22:44:45 | RUN
大雨による被害が大きかった地域も、ようやく雨が止み水も引き始め、捜索活動や復旧活動も行えるようになってきたようだ。
当地新潟県でも、今日梅雨明けが宣言された。
梅雨入りをしっかりと聞いた覚えはなかったが、やはり北陸地方の梅雨入りと同時に新潟県も梅雨入りしていたらしい。
豪雨被害のニュースが流れていた間、新潟県でも雨が降りやすくはあったけれども、当地では幸い大雨とはならなかった。

週2回のRUNを習慣としている私は、予定通り木曜日と日曜日にそれぞれ17kmと11kmを走った。
もっとも、木曜日は走り出したら雨になり、細かい雨の中をそのまま走り続けたのだが。

梅雨明けということは、本格的な夏が来た、ということだ。
最近は、季節的に気温が上がってきたせいか、すぐに汗びっしょりになる。
そして、体力の消耗も激しい。
だから、春のように速いペースで走ることはできなくなっている。
せっかく着実に走っているのに、以前よりタイムがどんどん遅くなっているなんて、なんだかつまらないなあと思ったりする。

そうか、自分は暑さに弱いのだ、と改めて思う。
ボストンマラソンで優勝した川内優輝は、レース当日、「もっと寒くなれば自分にも勝機がある。だから、もっと寒くなれ。」と願ったと言っていた。
川内も、夏の暑いレースは苦手としている。
私も、暑い日より寒い日の方が、まだよい走りができる。
気温1℃の中、自己ベストを出した笹川流れマラソンなどは、そのいい例だ。

30℃を超える炎天下でも走っているランナーをよく見かけるが、同様のことをすると、私はもう参ってしまう。
だから、猛暑の時には無理をせず、場合によっては走るのをやめるようにしている。
でも、体調を崩してまで走るようでは、それをがんばっているとは言わない。
走れる時をうまく選んで、夏も走りを楽しんでいきたいものだ。
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当地でも豪雨水害がたびたび起こっているとはいえ、言葉を失う今回の大雨の被害

2018-07-08 21:51:14 | 自然・季節
西日本を中心に、記録的な大雨で尋常ではない被害が深刻化し、その地域が広範囲に渡っている。
テレビ映像で見せられる洪水やがけ崩れなどで被害を受けている家々の姿を見ていると、言葉を失ってしまう。

7月は、当地新潟県でも過去何度も集中豪雨による被害が発生している。
平成になってからでも、
・平成7年「7・11水害」
・平成10年「8・4水害」
・平成16年「7・13水害」
・平成23年7月「新潟・福島豪雨」
などがある。

私が子どもの頃は、
・昭和41年の7・17水害
・昭和42年の8・28水害(羽越豪雨・羽越水害)
という、2年続きの水害が発生し、大きな被害が出ている。
特に、羽越水害では、100名を超える死者が出た。
当時私が住んでいた町も、甚大な被害が出ていた。
幸い私たち一家が住んでいた場所は海に近い砂丘地域だったので、洪水となることはなく、水の被害を被ることはなかった。
50年以上たった今でも、新潟県下越地方の被害が大きかった各地では、8月28日になると慰霊祭を行っている。
また、東蒲原郡阿賀町の三川中学校では、総合的な学習で合唱組曲「阿賀野川」を歌い、その時の被災を歌い継いでいっている。
そんなこともあって、当時のような豪雨被害を受けるようなところは出てほしくないと常々思っている。
しかし、日本各地で毎年のように起こっているのが、なんとも残念だ。

今回の大雨は、雨の降る日数・時間が長く、被害が非常に広範囲に渡っているということで、本当に大規模な自然災害だと思う。
福岡県などでは、2年続きの災害となっているところもある。
壊れた住宅、水に浸かった住宅なども多く、住む場所に困る人も少なくはない。
まだまだ雨の心配は続くし、被害を受けた生活の立て直しも容易ではないだろう。
まずは、天候の好転と早い復旧が進むことを祈るばかりだ。
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後半戦初戦からの巻き返しはならず、アウエー松本山雅戦は零封負け

2018-07-07 22:30:49 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグ、第22節。
いよいよ後半戦に入った。
後半戦、最初の試合、新潟は、アウエー松本山雅戦。
現在、10勝7分け4敗松本の勝ち点37、順位は4位。
新潟は、7勝5分け9敗の、勝ち点26、14位である。
しかし、新潟は、今まで松本との対戦では、3勝1分けで負けはない。
なんとか浮上のきっかけとしたい一戦であった。

長野県の隣県岐阜県では、大雨の特別警戒情報が出ているなかではあったが、松本での試合は予定通り行われた。
新潟からは、多数のサポーターが応援に駆けつけていた。

…が、しかし…。
新潟は、松本に0-2で敗れた。
前半こそ松本に主導権を奪われたが、よく守っていた。
前半の途中からは、対応ができてきていたので、攻撃のチャンスも生まれてきていた。

こういう試合は、後半の早いうちに失点してそのまま負けにつながることの多い新潟なのだよなあ…。
と思っていると、案の定、後半12分、相手に与えたPKで失点してしまう。
その後は、徹底的に攻勢に出た。
この動きはいいと思った。
得点できるかも、と思わせる姿もあった。
ところが、決められないでいると、後半36分、松本に追加点を決められてしまう。
この時点で、勝負あった、である。
松本の守りを崩せず、0-2のまま敗れた。


ただ、今日、私は、引き分けに終わった前節のホーム水戸戦のような失望感や喪失感はなかった。
それなりにしっかり戦えていたからである。
ただ、しいていえば、負けたのは「勢いの差」であった。
微妙な判定でPKをとられたり、相手のシュートが見当違いの方向に飛んだのにまるでパスしたように別な選手がシュートを決められるところにボールが飛んで行ったり。
不運であった。
勢いがあるチームには、運も転がって来る。
松本は、この勝利で、勝ち点は大分や山口と並んだが、得失点差で上回り、一気に首位となった。

新潟は、またしても順位を落とし、ついに22チーム中16位にまで順位を落とした。
次の試合は、水曜日にホームで、天皇杯3回戦のFC東京戦。
勝ってほしいが、リーグ戦の方に比重を置いてほしい気持ちが強くなってきた。
でも、以前書いた通り、あまり重い気分でなく、淡々と今後の新潟の戦いぶりを見ていきたい。
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ツメクサ~「詰め草」ではなく、「爪草」もあるということ~

2018-07-06 17:57:25 | 草木花
ツメクサ、というと、あの四つ葉のクローバーのシロツメクサをまず連想する。
ツメクサは、「詰め草」つまり、荷物を詰める時に緩衝材として使うためにその名が付いたのだ、と聞いたことがあった。
シロツメクサ、ムラサキツメクサ(アカツメクサ)などは、野草図鑑を使わなくても知っているところだった。


最近は、道を歩いている時、舗道の隙間などから、このような葉や茎が細く、地を這うように生えている野草を見かける。

花も5mm前後くらいだが、小さく可愛らしく咲かせている。
よく見かけるのだが、その名前は知らなかった。
そこで、調べてみると、名前は、なんと「ツメクサ」だった。

えっ?
こんなに細くて集めても緩衝材にはなりそうにないのに、これでも「ツメクサ」なのか?
と思った。
ところが、和名を漢字で書いてみると、この草は、「爪草」と書くのだという。
なんでも、細い葉が爪のようだから、というのがその命名の理由らしい。
根は細く長いため、一度生えたらなかなか除草しにくいらしい。
なるほど。



ツメクサ。
見かけは華奢で頼りないが、実はたくましく生きている野草なのだなあ。
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えっ?酒井高徳、日本代表引退!?…もったいないよ!

2018-07-05 22:09:34 | スポーツ
サッカーワールドカップの今ロシア大会で、酒井高徳は、新潟県出身選手として初めてワールドカップの試合出場を果たした。
新潟県の人々にとって、とても誇らしいことだと感じた。
なお、2大会前の南アフリカ大会では、アルビレックス新潟所属の矢野が、チーム初のワールドカップ出場を果たしている。

さて、2大会連続で日本代表メンバーだったその酒井高徳が、日本代表引退の意向を表明したというニュースがネット上に流れていた。
もっとも、4年後のカタールW杯を目指さない意向を表明したとのことで、微妙にニュアンスは違うようにも感じるのだが…。

もったいない!
まだ27歳。
今からそんなことは言わないで、選手としてのプレーを続け、代表に招集されたら経験を伝えたり若手を引っ張ったりするようであってほしいなと思っている。
いくら主なポジションが酒井宏樹や長友と重なるサイドバックだからと言っても、今回も右サイドハーフでポーランド戦に出場したように、様々なポジションを務められる貴重さがあるのだ。
ドイツでも、シュツットガルトやハンブルガーでプレーし、ハンブルガーでは主将も務めている。
リーダーシップも持ち合わせているように見える。
そして、もちろん闘志も半端ない。
ハンブルガーは、高徳の奮闘も空しくブンデスリーガの2部落ちが決まってしまったが、彼はすでに残留を表明し、次季での捲土重来を期している。

まだまだやれるし、日本にとって必要な存在だと思うのだがなあ…。
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「本間勲引退試合」で心ウキウキ、泣き笑い(4)~最終~

2018-07-04 22:06:56 | アルビレックス新潟
引退試合は、両方のチームに出て得点を決めたイサオだったが、5点ずつを取り合い、引き分けとなった。

その後のセレモニーでは、まずは前日から姿を見せていた3人が挨拶をした。
その3人に共通しているのは、「新潟愛」だった。

最初は、試合の先制点同様ファビーニョだった。

ここに集まっているのは、アルビレックスの歴史を作ってきた皆さんです。
新潟を愛しています。
アリガトウゴザイマシタ!

次の鈴木慎吾も言っていた。

ここに集まった人はみんな新潟を愛しています。
イサオは愛されているイサオです。
新潟のJ1復帰を願っています。

そして、盛り上げてくれた野澤洋輔。

自分で楽しいゲームにしてしまいました。
18年間のイサオの歴史が新潟の歴史だと思います。
これからも、子どもたちに夢を与えてください。
今日は、あの頃の自分たちに戻してもらいました。
もう一回、新潟、盛り上げよっかね~。

そう言ってJ1昇格時の頼れるキャプテンだった山口素弘を呼んだ。
そして、2人で示し合わせて一緒に、叫んだ。

「イサオ、サイコ~!」

あのJ1昇格を決めた試合で山口主将は「新潟、最高!」と叫んだことを、誰もが忘れていないのだった。
皆、イサオの18年間の労をねぎらいながら、アルビレックス新潟というチームへの愛情を表現していた。
なんだか、ウルウルしてきた。
あの頃は、選手もサポーターも、皆アルビレックス新潟というチームが好きだった。
それは、選手たちが、サポーターの期待に応えるプレーを見せてくれていたからだった。
大敗することもあったが、必死に、あきらめずにプレーしているということが、その姿から伝わってきていたのだった。
そして、新潟でプレーした選手たちは、今でも新潟のことを愛し、気にしてくれているのだ。
変わらぬ思いに、ジーンとしてくるものがあった。

最後は、主役である本間勲の挨拶だった。
人柄の現れた、彼らしい挨拶だった。
暑い中集まってもらったことへの感謝。
チーム関係者、スポンサー、サポーターや出場選手等へ、代わる代わる感謝の言葉を述べた。


フリーキックよりも、フリーキックの後の切り替えの速さを見てもらおうと思っていました。


そんな冗談とも本音ともつかないことも言っていたが、しだいに本当に伝えたいことが口から出てきた。

今日は、プレーしながら、J1昇格、2012年の残留を思い出しました。

皆さんにお願いがあります。
背中を押していただき、J1への昇格を勝ち取りましょう。

ビッグスワンに早川選手が戻ってきました。
これからも力を与え続けてください。

最後に、新潟と栃木の2チームでプレーできたことは、誇りです。
素晴らしい仲間と出会えて本当によかった。
18年間関わってくれた皆さん、本当にありがとうございました。


周囲に感謝の思いをもち、配慮ができ、後輩を心配し、チームを愛する、実直な人間性。
だからこそ、周囲から愛され、引退試合が開かれ、たくさんの選手が集まって来たのだ。
まさに、「ミスターアルビレックス」という名にふさわしい人だった。


イサオも、集まった新潟の旧戦士たちも、皆、チームのJ1復帰を熱望している。
こんな素晴らしいプレーヤーたちがいる、素晴らしいチームだったのだ、新潟は。
そう思うとまた、鼻の奥がツンとした。

だから、やっぱり、勝たなくちゃ。
強くないとダメだよ、新潟は。


セレモニーが終わり、場内を1周するイサオや選手たちの顔を見ながら、改めてそう思うのだった。

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「本間勲引退試合」で心ウキウキ、泣き笑い(3)

2018-07-03 22:00:07 | アルビレックス新潟
うーん。
勝てると思ったのだけどな、日本代表。
ベルギーから2点取って、これは勝てる、と思ったのだが…。
最後は、セットプレーのために攻め上がった後の逆襲で、ジ・エンド。
でも、日本代表は、過去にない充実した戦いぶりだった。
健闘を称えたい。


さて、イサオの引退試合で楽しかったことの3つ目は、何といっても、ノザの存在である。
真面目な選手たちが多い中で、サービス精神を発揮しまくっていたのはGK野澤洋輔選手だった。
そういえば、J1昇格を果たした日の夜のテレビ番組に出演した彼は、かつらをかぶって変装した姿だったりしたなあと思い起こした。

明るいキャラクターは変わらない。
試合開始前には、お決まりのゴールへの両腕ぶら下がりポーズを決めて見せた。
前半には、敵チームだったイサオのシュートをしっかり止めたうえ、倒れたイサオの上に覆いかぶさったりした。
後半には、イサオのご子息くんのPKに、大げさに反応して(PK自体は本当に見事だったのだけれど…)ダイビングしてゴールを許してみせた。


また、イサオのPKの際には、遠方から走ってきて、主役のイサオに対して「俺に蹴らせろ」みたいな雰囲気を出してボールを奪った。

セットをしたボールを蹴るために後ずさりすると、突然イサオに交代してPKを蹴らせた。

こんなふうに、楽しい演出をたくさんして見せた。
やはり、昔と変わらず、みんなに愛される楽しいキャラクターだなのだなあ、と思った。
こういう明るい雰囲気を醸し出す選手が、状況が芳しくない今の新潟にいるのかなあ、と懸念した。
底抜けの明るさと、勝負に対する真剣さとを合わせ持った選手が必要なのではないかなあ、などと思ってしまった。

4つ目の楽しさは、「親子鷹」である。
イサオとそのご子息くんは、前半は同じチームで最初の何分間かを、後半は敵味方に分かれて終わりのやはり何分間かを一緒にプレーした。
親子で一緒のピッチに立ってプレーを多くの人に見てもらえるなんて、父親冥利に尽きるだろう。
ノザや山口(ご子息くんにPKを与えるプレーをした)らのバックアップもあって、かなり笑ったり感心したりすることができた。
同じサッカーを通して、ご子息くんの成長と親子関係の変化がどうなっていくのかなあと、と期待感をもった。

5つ目の楽しさは、現役J1リーガーの力強さであった。
数年前の新潟を支えた、現在J1現役バリバリの川又堅碁、田中亜土夢、大井健太郎らが時折見せるプレーは、やはり勇退済みのプレーヤーとはひと味もふた味も違っていた。

そう、以前は、こんなプレーに心ときめいていたのだったよなあ。
前日J2新潟―水戸戦を見たが、その試合で見た選手のプレーの質は、こんなではなかった。
それに比べて、現在J1プレーヤーはさすがであった。
現役アルビの選手たちは、いつのまにかJ1リーガーの迫力を失ってしまったのだろうか…?
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「本間勲引退試合」で、心ウキウキ泣き笑い(2)

2018-07-02 20:55:06 | アルビレックス新潟

いよいよHONMA FRIENDSとISAO FRIENDSの試合が始まった。
イサオは、最初はHONMA FRIENDSの一員として出場。
おまけに、残り10人のメンバーの中に、6歳(?)のイサオの息子くんが入っている。
彼は、サッカーをやっているらしく、小さいながらもいい動きをしてボールを追いかけていた。

選手たちの中には、現役バリバリの選手もいるし、もう今は運動とは縁遠い太り過ぎの人もいる。
そんな訳で、どんなふうに試合になるのか、と思った。
その中で、現役時代をほうふつとさせる動きを見せたのは、はるばるブラジルから戻って(?)きたファビーニョだった。
まったりした選手たちの中で一人、まず切れのある動きをして、いいシュートを決めた。
こうやって楽しもうや、というような思いをプレーで表現して見せた。
その後も、昔懐かしい選手たちが動いていることがうれしかった。
それが、まず1つ目の楽しいことであった。


2つ目に楽しかったのは、昔の選手たちで体形の変わってしまった人の動きであった。
特に、「センセイ」と言われた、神田勝夫前スカウト部長。
かつてはサイドバックを駆け上がっていたのに、今は、走れずに数メートル行って走るのをやめてしまうのだ。

プレーに加わらず、あえてボールから遠いところにいたりした。
「走れ、神田!」とスタンドからは、檄を送る声。
それに応えるように、走らない神田に対し、主審が「真面目に走れ!」とばかりに不思議なイエローカードを出したのには、笑えた。

カードを出した主審は、今やリーグの審判になった田中レオ(漢字忘れた)氏。
兄も出場していたこの試合を見事に、名審判ぶり(?)を見せてくれた。
他にも、動けなかったのは、MF秋葉やFW船越など。
懐かしいチャントを歌いながら、笑いながらプレーぶりを楽しんだのであった。

今日は、これから寝て、午前3時からの日本―ベルギー戦に備えるために、ここまで。
楽しかったことの続きは、また次回に。
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