ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

ツメクサ~「詰め草」ではなく、「爪草」もあるということ~

2018-07-06 17:57:25 | 草木花
ツメクサ、というと、あの四つ葉のクローバーのシロツメクサをまず連想する。
ツメクサは、「詰め草」つまり、荷物を詰める時に緩衝材として使うためにその名が付いたのだ、と聞いたことがあった。
シロツメクサ、ムラサキツメクサ(アカツメクサ)などは、野草図鑑を使わなくても知っているところだった。


最近は、道を歩いている時、舗道の隙間などから、このような葉や茎が細く、地を這うように生えている野草を見かける。

花も5mm前後くらいだが、小さく可愛らしく咲かせている。
よく見かけるのだが、その名前は知らなかった。
そこで、調べてみると、名前は、なんと「ツメクサ」だった。

えっ?
こんなに細くて集めても緩衝材にはなりそうにないのに、これでも「ツメクサ」なのか?
と思った。
ところが、和名を漢字で書いてみると、この草は、「爪草」と書くのだという。
なんでも、細い葉が爪のようだから、というのがその命名の理由らしい。
根は細く長いため、一度生えたらなかなか除草しにくいらしい。
なるほど。



ツメクサ。
見かけは華奢で頼りないが、実はたくましく生きている野草なのだなあ。
コメント
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